「マイホームを建てる」「賃貸アパートを建てる」これら目的が違えど、必要なことがあります。それが、「土地を買う必要がある」ということです。土地がなければその上に建物は建てられません。
土地を買う必要な場面になった時、どのようなことに気をつけたらいいか?という疑問を感じる人は多いことと思います。
そこで、土地を購入することを検討している人に向けて、土地を買うときに気をつけるべきことをご紹介します。
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求める条件を明確にしておく
土地選びで絶対に抑えておくべき3つと、求めたい条件は以下となります。
①地盤が硬く、災害に強い
地震に対して地盤が硬い土地を選ぶというのは誰でも知っているチェックポイントですが、他にも過去に地盤沈下や液状化現象を起こしていないか?というチェックも大切です。
また、災害に強いところかどうかというチェックもしておきましょう。
例えば
「土砂崩れに巻き込まれそうな場所ではないか?」
「河川氾濫の際、巻き込まれないか?」
「大地震が来た時に津波の被害を受けないか?」
「近接する道路は整備されているか?」
「周囲よりも土地が低くないかどうか?(低いと雨がこちらへ流れ込んでしまう)」
などです。
また、自治体がハザードマップを公表しているので、それを見ながら土地を選ぶポイントにするのも良い方法でしょう。
②境界線が明確
近隣トラブルの原因として挙げられることの1つに「境界線問題」があります。
どこまでが自分と相手の境界線か?という部分が明確になっていないと、いざという時に大変です。
他にも「周辺が充実している」逆に「周辺に住宅や商業施設がなく静か」、「公共交通機関が近くにある」などといった個人的な好みをリストアップしておきましょう。
③売主の抵当権が消えてあること
売主の抵当権が残ったままの状態で相手方にお金を支払ってしまうと、土地が手に入らないのに代金だけ支払っている状態になってしまいます。
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土地選びを間違えると…失敗談を紹介
土地はお小遣いで買えるようなモノでないが故に、土地選びを失敗すると取り返しがつかないことになってしまいかねません。
今回は、旗竿地を選んでしまった方の失敗談をご紹介します。
土地探しの条件で
①埼玉県川越市は必須
②駅から徒歩5分圏内
③80坪以上欲しい
という希望を出したところ、見事に土地が見つかりました。
そこが旗竿地だったわけですが、駅から5分どころか3分程度でスーパーとドラッグストアも近くにあり、国道にもすぐに出られるといった場所でした。
そのこともあり、広さも100坪弱で、3人家族には十分だったそうです。
しかし、喜んだのも束の間、後悔することが出てきました。
それは、今まで夫婦で1台の車を使っていたところ2台目が欲しいとなった時に旗竿地では不便を感じたそうです。
入口が細くても敷地内で転回できればいいのですが、この方は入ってすぐ建物です。
2台車を所有するとなると、前後並んで停める必要があります。
もし、後ろの車の所有者が車を出したいと思った場合、前の車を移動させなければなりません。
ここが不便だと感じたそうです。
また、住宅が隣接していたこともあり、生活音に気を使うことも少なくなかったそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
土地選びは非常に大切で、気をつけることも多い部分です。
「土地選びで気をつけるべき3つの条件」
①地盤が硬く、災害に強い
②境界線が明確
③売主の抵当権が消えてあること
これらを確実に意識し、土地選びで後悔しないようにしたいですね。
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