不動産屋を探す際、「大手不動産会社を利用した方が安心して任せられるかも」と考えることも少なくないでしょう。
それでは、近所にある地元に根付いた不動産屋さんは安心ではないのでしょうか?紹介物件は良くない物件ばかりなのでしょうか?
そんなことはないはずです。
今回は、近くにある不動産屋と大手不動産屋を徹底比較したいと思います。
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近くの不動産屋のメリット・デメリット
近くにある不動産屋にはどのようなメリット・デメリットがあるのかを解説します。
メリット
1つ目は「地元に根付いているのでその地域について詳しい」ということです。
長年地元の不動産屋として地域貢献していることも少なくありません。
地元の地理に詳しく、地元の物件を抱えている数も多いことでしょう。
2つ目は「地域の地主と知り合いが多く、大手不動産屋にはない地元密着ならではの物件を抱えていることがある」ということです。
地元に根付いているからこそ、地域住民との交流も多いことが特徴です。そのため、大手不動産屋では知らない物件を抱えていたりもするそうです。
また、大手不動産も抱えている物件よりも地元密着の不動産屋の方が価格や条件等で交渉がしやすいということもあります。
3つ目は「トラブルに素早く対応してくれて、親身になってくれることも多い」ことです。
地元密着だからこそ、その地域に住んでくれることに喜びを感じる人も少なくありません。
だからこそ、「自分の地域に住んでくれている人が困っているならすぐに対応してあげたい」と思う気持ちが強いところが、心強く頼もしい特徴と言えるでしょう。
デメリット
1つ目は「繁忙期には物件の成約期間が長期に及ぶこともある」ということです。
従業員数が少なく、繁忙期には手が回らなくなってしまうということが考えられます。
2つ目は「地域に不動産以外の情報は少ない傾向にある」ということです。
メリットの裏返しになりますが、幅広い不動産情報は、やはり大手不動産屋の方に軍配が上がることでしょう。しかし、相談してみる価値はあるので、気になることは確認してみましょう。
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大手不動産屋のメリット・デメリット
大手不動産屋のメリットについて解説します。
メリット
1つ目は「抱えている物件数が多い」ことです。
大手不動産屋は全国展開していることも多く、範囲がとても広いことが特徴です。
また、駅チカや公共交通機関が整っていてアクセスしやすい物件を抱えていることの多い部分が魅力の1つとなります。
2つ目は「インターネットサイトが充実している」ことです。
閲覧者の悩みが解決できる、充実したコンテンツが用意されていて、不動産を探したくなったらいつでも探せるように自社サイトに力を入れていることが多いです。
不動産関連の検索結果でも常に上位表示されることが多いことが大手不動産屋ならではといったところでしょうか。
3つ目は「クレジットカードに対応している」ということです。
これも大手ならではで、初期費用や家賃のクレジットカード払いが可能となっています。
毎月支払う金額も少なくないので、クレジットカード払いができればポイントも貯まったりできて嬉しいという人もいるでしょう。
デメリット
1つ目は「求めている物件がすぐに抑えられてしまうことがある」ということです。
自社でサイトを持っていて誰でも簡単にアクセスできることの裏返しになりますが、多くの人が物件をいつでもどこでも、すぐに探すことができるため、物件によってはすぐに抑えられてしまうことがあります。
2つ目は「契約を急かされてしまうことがある」ということです。
大手不動産屋は上場していることも多く、売上を出さなければなりません。
減収、減益で株主に不利益を被ることがあれば非難されてしまうからです。
そのため、お客さんを逃がさないように契約を急かすことで少しでも収益を得るために行動していることも少なくありません。
まとめ
近くにある不動産屋も大手不動産屋も、それぞれ一長一短であることがお分かりいただけましたでしょうか。
大手不動産屋だけでなく、地域に密着して頑張っている不動産屋も活用していただき、ご自身に合った物件が見つかるといいですね。
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