不動産物件を探していると、1Kや2DK、3LDKなどといった表記を目にしますよね。
これらは一体どういう意味なのでしょうか?これを知っておかないと、物件探しをする際に困ってしまいます。
今回は間取りとどんな人におすすめかを解説していきます。
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間取りとは?
Rはルーム、つまり個室を表しています。
Lはリビング、つまり居間を表しています。
Dはダイニング、つまり食事をする場所を表しています。
Kはキッチン、つまり台所を表しています。
1R(ワンルーム)
1つの個室で構成されたシンプルな間取りです。一人暮らしを考えている人で、家賃を安く抑えたい人におすすめです。
キッチンがないため、料理をせずに外食やお弁当等で食事を済ませる方に向いています。
また、トイレとお風呂が一緒の物件もあり、この場合には家賃が安い傾向があります。収納場所が少なく、物が多く入らないのがデメリットです。
1K
1つの個室と台所がある間取りです。一人暮らしに適していて、メリットは家賃が比較的安く、台所があることです。
自炊をする方は台所が設けられているため、ワンルームではなく1Kを選んだ方が良いかもしれません。
デメリットはワンルームと同じく、収納場所が少ないため、物を多く持ちたい人にはあまりおすすめできません。
1DK
1つの個室と食事部屋、台所がある間取りです。メリットは1Kと違って食事をする場所を分けることができるところです。
食事の際の臭いが気になる人は1DKの方が良いかもしれません。
デメリットはワンルームや1Kのように一人暮らしをする物件の中では家賃が比較的高めなところです。
1LDK
1つの個室と居間、食事部屋、台所が1つずつある間取りです。このくらいの広さになると二人暮らしが可能になります。
メリットは家具を置いても狭いと感じない広さが魅力の1つです。
デメリットは生活する面積が広くなった分、家賃が比較的高めということです。
2K
2つの個室と台所がある間取りです。二人暮らしをするのに向いています。
また、二人暮らしをする場合の間取りの中で比較的家賃が安いところも魅力の1つです。
他にも、一人暮らし、物を多めに持ちたいという人にも向いています。デメリットは二人暮らしの場合、収納場所が少ないということです。
2DK
2つの個室と食事部屋、台所がある間取りです。二人暮らしをする場合、居間が増えたことでより広々とした空間で暮らすことができます。
二人暮らしには十分な広さで、快適に過ごせるでしょう。また、1LDKよりも家賃が比較的安めなところもメリットと言えるでしょう。
デメリットは築年数が古い物件が多いことです。トイレやお風呂がリフォームされていなくて古い場合もあるので、不便を感じることもあります。
2LDK
2つの個室と居間、食事部屋、台所がある間取りです。生活スペースが広く、ファミリー向けの間取りとなります。
友人を迎え入れても十分に対応できるゆとりのある広さで、ホームパーティをしたい方にもおすすめです。
デメリットは家賃が比較的高いことです。
3DK
3つの個室と食事部屋、台所がある間取りです。夫婦2人と子ども2人の4人でも生活できる広さです。
2LDKよりも家賃を安く抑えられることがメリットとして挙げられます。また、大きな家具を置いても狭さを感じない広さです。
デメリットは面積が広くなるため、掃除をする場合に時間がかかることが挙げられます。
3LDK
3つの個室と居間、食事部屋、台所がある間取りです。
夫婦2人と子ども2人の4人で暮らすには十分な広さと言えるでしょう。それぞれ部屋を持つことができ、大きな家具を置いてもゆとりがあります。
デメリットは3DKと同じく、生活スペースが広がるため掃除の手間がかかります。
また、家賃が高めなので、支出管理をしっかりしないといけません。
まとめ
今回は、間取りの解説をしました。大切なことは、自分の目的に合った間取りを見つけることです。
一人暮らしなのに大きめの部屋を借りても家賃が高かったり掃除の手間がかかったり、逆に物を多く持ちたい人がワンルームを借りると居住空間が窮屈で生活しづらくなります。
自分の性格や用途を考えて、自分に合った部屋で快適に過ごしてくださいね。
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