【移住希望者必見】空き家をタダでゲットできる裏ワザ

都市部から田舎へ移住を希望する人のなかには、空き家を探すケースがあると思います。しかし空き家を手に入れる際に注意すべきことは、修繕費用がかかるということです。

そこで少しでも取得費用を抑えるために、空き家をタダでゲットできる方法をいくつかご紹介します。ネットで検索してもなかなか見つからないタダの空き家を、どのようにして見つけ出すのかがわかると思います。

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タダでゲットできる空き家を探すのが難しい理由

所有しているだけでコスト面での負担がかかる空き家。少しでも早く手放したいと考える空き家の所有者は少なくないはずですが、実際にはなかなかそのような物件は見つかりません。

その理由は、売却物件を扱う一般の不動産会社は、仲介手数料を収益源にしているからです。

つまり、ゼロ円で手放す空き家を扱っても、会社には何の利益も入らないということです。そのため、通常の中古物件を探すような不動産ポータルサイトでは、タダで手に入る空き家は見つかりにくいのです。

ではどのようなサービスを利用すれば、空き家をタダで手に入れることができるのでしょうか。

それは基本的に、不動産の仲介で手数料を得るようなビジネスモデルではないサービスを利用することです。たとえば自治体が運営する空き家バンクは、仲介業務を行うわけではなくあくまでもマッチングのみを行なっています。そしてその目的は、空き家を利活用して地域を活性化することです。

そして自治体が空き家バンクで登録している空き家のなかで、ゼロ円で譲渡する物件が見つかります。

あるいは広告を収入源としている掲示板サイトを利用することでも、タダで空き家を手に入れることが可能となります。ただしこのようなサービスはあくまでも、空き家を手放したい人と取得したい人をマッチングさせるだけです。実際に譲渡契約など細かな内容に関しては、空き家の所有者と直接やり取りをする必要があります。

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タダで手に入る空き家を「空き家バンク」で探す

全国の自治体はそれぞれ、空き家バンクを運営しています。ここに、空き家を売りたい人や賃貸で貸したい人の物件が登録されています。

この空き家バンクを利用して物件を探す際に、価格が安い順に並び替えて登録物件を表示させると、ゼロ円物件が見つかります。移住を希望する地域の自治体に登録されている空き家から、検索条件を価格の安い順にするだけでタダでゲットできる物件が見つかるというわけです。

空き家バンクは自治体が運営しているもので、空き家を利活用するために売り手と買い手をマッチングさせることを目的としています。手数料を目的としていないので、タダで手に入る物件が登録されているというわけです。

たとえばat homeで提供している空き家バンクの情報から上記の方法で物件の検索をすると、以下のようにゼロ円物件が見つかります(2020年7月19日時点)。

  • 青森県 1件
  • 秋田県 1件
  • 茨城県 1件
  • 富山県 1件

タダで手に入る物件数は少ないものの、登録されている空き家があることがわかります。ちなみに50万円以下となれば、もう少し物件数は多くなります。移住先で登録されているゼロ円物件はないかもしれませんが、こまめにチェックしてみるとよいでしょう。

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タダで手に入る空き家を「掲示板」で探す

空き家の売却希望物件を掲示板で掲載しているサイトがあります。こちらは空き家の売り手と買い手をマッチングさせるもので、収益源は広告費となります。そのため、タダで譲渡したい空き家の情報も得ることが可能です。

たとえば空き家に関する掲示板サイトの「家いちば」では、2020年7月19日の時点ではタダで手に入る空き家はありませんが、こまめにチェックしてみるとよいでしょう。

ちなみに10万円以下で売り出している空き家はあるので、まったくのタダというわけではありませんが少ない負担で入手することが可能です。

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ゼロ円物件情報サイトを利用してタダで空き家をゲットする

物件を0円で提供している不動産情報サイトもあります。「みんなの0円物件」では0円で譲渡希望する空き家や土地を多く掲載しています。

2020年7月19日時点での物件数は以下のとおりです。なお、土地のみや工場、ビルは除外しています。

  • 北海道 1件
  • 東北 2件
  • 東海 4件
  • 中国 3件
  • 九州 沖縄 1件

 

なお、掲載されているものの受付を終了している物件が多くあります。つまりタダでの譲渡を希望する空き家は、割と多くあるということです。こちらのサイトもこまめにチェックしていれば、あらたな空き家が登録されるかもしれません。

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タダで空き家をゲットするために必要なこと

空き家をタダで手に入れても、そのまますぐに住めるわけではありません。すぐに入居できるような住宅は、タダで譲渡されないからです。

では何が必要なのかといえば、まずは外壁の補修でしょう。長く野ざらしにされた空き家の外壁は防水効果もなくなり、雨漏りがしている可能性があります。そして雨漏りがする家屋は室内にカビが発生するので、内装も必要です。

そこで内装工事と外壁塗装、防水加工といった修繕工事のための費用が必要となります。

このような空き家の改修費用に対しては、自治体から補助金が出ることがあります。移住や定住を目的に空き家を購入した人が対象となりますが、工事費用に充てることで負担が軽減されます。

たとえば兵庫県の場合、条件を満たすことで最大150万円の補助金が支払われます。必要な条件には、以下のようなものがあります。

  • 築20年以上経過し6カ月以上空き家となっている一戸建て
  • 水回りの設備が10年以上更新されていないこと
  • 改修した空き家を10年以上、住居や事務所、地域交流拠点として使用すること

このような補助金を利用すれば、タダでゲットした空き家に改修費用の負担をかけることなく住めるようになります。

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タダでゲットした空き家は残留物に注意を

タダで空き家をゲットできるとしても、注意すべきことはまだまだあります。そのひとつが「残留物」です。

空き家として放置された物件には、残留物が多くあるケースがあります。いわゆる不用品ですが、その処分に多額の費用がかかる場合があります。

たとえば庭に設置された物置のなかに、大型の工作機械などが残されるといったことは珍しくありません。もちろんそのような廃棄物はゴミとして処分することはできません。かといって粗大ゴミとしても出せないようなものは、廃棄処理の専門業者に頼むことになります。

また家財道具であっても、一つひとつを粗大ゴミで処分するのは大変です。一度に頼める数にも限りがありますし、手間暇が相当にかかるでしょう。

そこで空き家の残留物はまとめて引き取ってもらうことになりますが、その費用は場合によっては数十万円にのぼることもあります。空き家をタダで手に入れる際には、そのようなコストも考慮することが必要です。

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まとめ

移住のための住まい探しとして、空き家をタダでゲットする方法はいくつかあることがわかります。ただし物件数自体は少なく、移住を希望するエリアにタダで譲渡される空き家があるとは限りません。

そこでいくつかの空き家を扱うサービスをこまめにチェックして、タダで手に入る物件が登録されていないか確認をするとよいでしょう。

参考サイト

「at home」
https://www.akiya-athome.jp

「家いちば」
https://www.ieichiba.com/0-100manyen

「みんなの0円物件」
https://zero.estate/category/zero/

「兵庫県 空き家活用支援事業」
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks26/machi-saisei/sato-akiya/sato-akiya.html

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