長崎の観光地のひとつがハウステンボス。
留学旅行や観光旅行などで行ったことがある人も多いでしょう。
実は、ハウステンボスのアミューズメントエリアの外部に「ワッセナー」と呼ばれる分譲住宅地があり、最近の移住ブームの相まって注目度が高まっています。
そこで、ハウステンボス「ワッセナー」の空き家への移住がおすすめの理由について4つの視点から解説します。
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ハウステンボス「ワッセナー」とは?
「ワッセナー」とは、オランダに実在する高級住宅街のWASSENAARを再現した分譲住宅地で、移住の穴場として注目されるようになりました。
17世紀から19世紀のオランダがモデル
「ワッセナー」は、ハウステンボスの賑わいから少し離れた、オランダの首都アムステルダムを彷彿とさせる運河沿いに広がっています。
ハウステンボスの街並みの再現に一役買っているのが「ワッセナー」。
ここに立ち並ぶ住宅は、一軒ごとにオランダの伝統的なデザインが採用されており、住民はまるでオランダにいるかのように過ごせます。
日本の一般的な住宅地とは全く異なる異国風の空間は、別荘地として人気を得ていましたが、最近は定住先とする人が増えてきました。
5つのエリアから構成される「ワッセナー」
ハウステンボス「ワッセナー」は、デザインやコンセプトが異なる5つのエリアから構成されています。
ザーンススカンスエリアは、オランダの漁村を思わせるデザインの住宅が立ち並ぶエリア。
ウォーターフロントエリアAは、ハウステンボスからも見渡せる、「ワッセナー」の代表的な住宅街です。
ウォーターフロントエリアBの住宅は、運河に面して建てられており、一軒一軒のサイズが大きいことが特徴です。
オランダの典型的な住宅が立ち並んでいるのが一般エリア。
運河沿いにはマンションも立ち並んでおり、ボードウォークが完備されているため、天気のいい日には散歩を楽しむことも可能です。
ハウステンボス空き家のおすすめポイント①:価格
ハウステンボス「ワッセナー」は、大小さまざまな住宅があり、価格帯の幅も広いため、選択肢が多いのがおすすめポイントです。
ハウステンボス「ワッセナー」空き家の広さ
「ワッセナー」は、戸建て住宅130棟、マンション10棟120戸から構成されています。
戸建て住宅の敷地面積は90坪から370坪、間取りは2LDKから4LDKとさまざまです。
マンションは、すべて2LDKの間取りですが、広さは70平米、80平米、100平米の3パターンが用意されています。
平成4年に分譲が開始されたあと、いちど完売しているものの、毎年数戸が中古物件として売りに出されるようになっています。
「ワッセナー」は価格帯が幅広いのが特徴
戸建て住宅とマンションは、広さや間取りに個性がある分、売買価格にも幅があります。
戸建て住宅については、おおむね4タイプのデザインに分類され、2500万円から1億8000万のあいだで取引されています。
マンションについては、面積や立地などに応じて、1600万円から3000万円のあいだの値がついています。
ハウステンボス空き家のおすすめポイント②:住みやすさ
テーマパークの近くにあると、騒がしく住みにくいイメージがありますが、「ワッセナー」ならではの住みやすさがあります。
ハウステンボス来園者と住民の住み分け
「ワッセナー」は、オランダの街並みの一部であるため、来園者の視線にさらされるのでは?と心配する人も多いでしょう。運河の向こう側には、ハウステンボスのアミューズメントエリアが広がっています。
しかし、入り口に管理センターがあるため来園者は居住エリアに立ち入れません。
また、不審者が侵入していないか、警備員が入り口およびエリア内を巡回しています。そのため、プライバシーが守られていると言っていいでしょう。
管理センターでは各種サービスも提供
「ワッセナー」の管理センターは、警備のみならず、食事のケータリング、部屋の清掃、庭の管理、タオル類・シーツ・枕カバーなどリネン類のレンタルも請け負っています。
さらに、エリア内の景観を維持するため、ゴミの収集や道路の清掃なども行われています。
これらは、2万円から5万円程度の共益費により賄われていますが、同様のサービスを外部で受けることを考えると、実したサービス内容と言っていいでしょう。
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ハウステンボス空き家のおすすめポイント③:景観
「ワッセナー」は、オランダを再現するテーマパークの一部であるため、そこに住めば日常的に異国風の景観を楽しめます。
自分の庭の延長にあるハウステンボス
ハウステンボスの「ワッセナー」は、8割は別荘として、2割は住居用として利用されてきました。別荘としてのニーズが高かった理由が、一般的な住居にはない異国風の景観や設備の充実。
戸建て住宅やマンションの約半分には桟橋が付いており、自分の敷地内に限られるものの、釣りをしたりクルージングを楽しんだりできます。
海外では、このようなタイプの住宅は珍しくありませんが、日本ではかなりレアな経験ができる住まいとなるでしょう。
「ワッセナー」をマイホームとすれば、異国風の景観のなかで、日常的にさまざまな活動ができること間違いなしです。
四季の変化も楽しめる「ワッセナー」
「ワッセナー」の敷地内は、ハウステンボスの景観の一部であるため、四季の変化を楽しめるように、花や草木が管理されています。
7つのエリアごとに、植えられている花が異なっており、アゼレア、ベゴニア、シクラメン、水仙、エリカ、フリージア、ゼラニウムなど、年間を通じてさまざまな花が彩ってくれます。
すべての草木は「ワッセナー」の管理センターが管理してくれるため、自分で手入れする必要がない点も魅力です。
ハウステンボス空き家のおすすめポイント④:娯楽
「ワッセナー」の住民は、ハウステンボスの住民でもあるため、アミューズメントエリアを無料で利用できる特典付きです。
住民専用の年間パスポートの配布
「ワッセナー」の戸建てやマンションに住むと、ハウステンボスのアミューズメントエリアを利用できる年間パスポートが無料で配布されます。
そのため、気が向いたときや、急に予定が空いたときに、近所の公園に出かける感覚でハウステンボスを出入りすることも可能です。
また、ハウステンボスでイルミネーションや花火などのイベントが開催されているときは、自宅にいながらにして華やかな世界を満喫できる物件もあります。
このように「ワッセナー」のお得感は、ハウステンボスを無料で利用できることを含めて考えるといいでしょう。
利用できるハウステンボスの施設
イベント、花火大会、ショーが開催されるときを狙って、ハウステンボスを出入りすれば、ひと通りを網羅できるでしょう。
また、夏になったら、さまざまなタイプのリゾートプールのアトラクションの利用が可能。
さらにはお子様がいる家庭なら、自然のなかで体を使う体験型アトラクションを利用するという選択肢もあります。
ハウステンボス天然温泉・黄金と水素の湯は、別料金ではあるものの、年間パスポートを持っていると通常よりも安く利用できるのでお得です。
まとめ
このように、ハウステンボスのさまざまな施設を、無料あるいは格安で利用できるので、休日の行き先に困ることはありません。
さらに、新築当初と比べると売り出し価格が安くなっているため、最近は定住することを目的に「ワッセナー」の空き家を探す人も増えています。
そこで、非日常的な世界も楽しめるハウステンボス「ワッセナー」を、マイホーム探しの選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか。
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