空き家になった実家…家財の処分はどうする?

家財道具の上手な方付け方法と失敗事例

何かしらの理由で空き家となってしまった実家。

内部を片付けようにもどこから手をつけて良いのか分からない、処分して良いものと悪いものが分からない。

とりあえず始めてみたものの、広げるだけ広げて収集がつかなくなってしまったり、思い出に浸ってしまって結局片付けられなかったりという方も少なくないようです。

今後どんどん増えて行く空き家の相続は、決して他人事ではありません。

いざという時のために良い片付け方法を身につけておきましょう。

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空き家となった実家を片付ける日はもうすぐ来る!

総務省が発表した「2013年時点での空き家率が住宅総数に対して13.5%」という実情は知っている方も多いかも知れません。

空き家の増加は今後どんどん加速して行き、2023年には20%を超え、その10年後、2033年には30%を超えるとまで言われています。

単純計算で実におよそ3戸に1戸が空き家状態となってしまうことが予想されているのです。

空き家となってしまう一般的な原因としては「少子高齢化」「核家族化」などが挙げられますが、他にも空き家を生み出してしまう要因は多々あります。

遺品が多すぎる

親の遺品が大量にありすぎて処分して良いものかどうか迷ってしまうケースが少なくありません。

”親が遺したもの”や”思い出が詰まっているもの”などは気持ちの面で捨てられないことが多く、結果として空き家を解体できずに物置として残すという状態になります。

意図して空き家を残している

親が健在であったとしても、「いつでも戻って来られるように」という目的で残すケースもあります。

たとえば病気による入院、老人ホーム等への入居、あるいは先の東日本大震災で多く見られたように一時的に子供の家に避難するなどといった場合です。

団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という超高齢化社会を迎える2025年頃には、実家を相続する人が急激に増えることが予想されています。

『空き家となった実家の片付け』は決して他人事ではないのです。

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空き家の片付けは「今から」始めることが大切!

こうして増え続ける空き家は、様々な問題を抱えています。

代表的なものとしては…

■植栽や庭木の手入れ不全から来る「景観の悪化」

■老朽化した建物の「倒壊」

■家財道具などの「盗難」

■粗大ゴミなどの「不法投棄」

■動物の糞尿や死骸などの「悪臭」

■放火あるいはポイ捨てなどによる「出火」

などが挙げられます。

これらの問題は空き家そのものはもちろん、周辺の治安悪化にもつながり、近隣住民に不安や迷惑を与えることになってしまいます。

空き家対策の一つとして、2015年に「空き家対策特別措置法」が施行されました。

これは、自治体が「著しく危険である」と判断した空き家の所有者に対して修繕や撤去を「指導」「勧告」「命令」することができ、従わない場合は強制的に対処したうえでその費用を所有者に請求するというものです。

同時に「勧告」に至った空き家に対しては、固定資産税や都市計画税といった税制の優遇対象から除外され、最大で固定資産税が6倍、都市計画税が3倍にアップするというものです。

所有者自身がいくら「安全だ」「管理している」「大切な遺品がある」と主張しても、周辺住民からの苦情や自治体の判断によって「著しく危険」と判断されてしまえばこれまでのように放置できない状況になってしまうということです。

とはいえ大切な遺品もあるし、どうして良いか分からない…そうならないように、そして空き家問題を解決する一端を担うためにも、『親が元気なうちに』しておかなければならないことが「実家の片付け」です。

まずは「悪い片付け」の例を知っておこう!

ということで、まずは失敗しがちな悪い片付けの例をご紹介します。

片付け始める順番が大切!

「片付け」というと、まず初めに押入れや納戸などに長い間しまってあるものを引っ張り出してしまうケースがあります。

しかし、これらの品々はアルバム、趣味嗜好品、昔の衣類、その他の思い出が詰まったものであることが多く、久しぶりに目にしたことから懐かしがってしまい、片付けが一向に進まない原因となってしまいます。

ものによっては「捨てる・捨てない」でいきなり親子ゲンカになってしまう可能性もあります。

こうなってしまっては、せっかく片付けを開始したのに疲れ切ってしまい、「片付ける」ことに抵抗を覚えるようになってしまうリスクがあります。

このような状況を避けるためにも、まず片付けを始めるのは「庭」「玄関先」といった心理的影響が低いと思われる場所やものから始めるようにしましょう。

NGワードもある!

親の世代は「ものを大切にする」という価値観が強いため、「捨てる」ことに少なからず抵抗がある人が多いものです。

そのため、思わぬ一言からトラブルになってしまうケースもあるようです。

「これ使わないでしょ?使うの?いつ?」
「これはもう捨てちゃって良いんじゃない?」

など、言い方にもよりますが、価値観を傷つけるような言葉はなるべく避け、親の意思を尊重してあげることが大切です。

この2点に気をつければ大きな失敗を招く可能性は少なくなりますので、ぜひ押さえておきましょう。

【こちらの関連記事もご覧ください】

  1. 家財道具の処分費用とお得な回収方法を解説
  2. 家の解体費用と家財道具の処分方法を解説
  3. 空き家になった実家…家財の処分はどうする?

「良い片付け方」をするためのポイントはコレ!

それでは次に、逆に良い片付け方をするためのポイントをご紹介します。

まずは親の価値観を把握する!

実家のものに対して親がどのような価値観や気持ちを抱えているのか、日頃からコミュニケーションの一環として会話をしておくことで、どの品にどの程度の価値観があるのかある程度把握しておきましょう。

そうすることで、いざ親が他界してしまった場合でも処分するかどうかの判断基準となります。

選択肢を4種類にする!

片付けというと、どうしても「要る」「要らない」で考えてしまいがちです。中には悩んでしまうものもあり、また別の場所に移動したり売却するものなどもあります。

「要る」「要らない」で片付けようとすると進まない原因となってしまいますので、「要る」「要らない」「迷っているもの」「移動・売却するもの」の4種類の選択肢を持っておくことでスムーズに進みます。

ものだけじゃない!これも大切!

片付けの対象は「もの」だけではありません。

例えば・・・

「土地や建物を将来どうするか」
「財産や相続に関する情報」
「親の人間関係」
「お葬式やお墓をどう考えているか」

といった「見えないもの」をまとめておくことも非常に重要なポイントです。

特に「親にとって大切な人」を知っておくことで、いざ葬儀をするとなった時に連絡が漏れてしまうという可能性を減らすことができます。

片付け中の会話に出て来る人や、年賀状などを整理することで掴める場合も多いと思いますので、ぜひリスト化しておくことをお勧めします。

この3点を押さえておくことで、片付けの際の負担は大きく軽減されます。

親を「やる気」にさせるには?

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実家の片付けは、親にとっては「自分の死後」を見越しての作業となりますので、決して「楽しい」作業ではありません。

とてもデリケートな話題になりますので、きっかけの作り方には十分に注意したいものです。

また、高齢の親は体力的にも落ちてきていますので、その辺も考慮しながら早めに動きだすことが大切です。

昨今の災害を引き合いに出す

「地震のニュースを見て、心配になった。いざという時のために少しでも片付けたり貴重品をまとめておこうよ」など、災害を引き合いに出すことで話題が振りやすくなります。

自分から相談する

「実はもう自分はこういうことを考えていて、片付けとかどうしようかな?って思ってるんだけど」というように自分が親に相談する、という流れで話題を振ることで話しやすくなります。

いずれにしても、「急に」言われると、親としては頭では分かっていてもその場では本当の気持ちを言えないケースもあります。

まずは一言でもさりげなく話題を振ってあげることで気持ちを整理する時間が取れるようになりますので、後日改めて話しやすくなります。

キーワードは「親が元気なうちに」!コミュニケーションを大切に!

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事前の準備もないまま親が他界してしまい、急に実家を片付けることになった場合、その労力は非常に大きなものとなってしまいます。

急いで片付けをしたことで後々の後悔につながってしまう可能性もあります。

親の心と自分の心を整理するためにも、親が元気なうちに、コミュニケーションを大切にすることから始めましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

市川雅樹

35年で過去5,000棟の解体工事を手がけた解体専門店・市川工業の責任者であり、解体協会の理事も務めています。 建物解体工事を中心に産業廃棄物のリサイクル業務を中心に、毎年、年間300件以上の解体工事でお客様とふれあう中で「より良いサービスを提供する解体企業になる」をモットーに、業界のイメージと解体工事の品質向上に力を注いでいます。 現在は新潟県解体工事業協会の理事を務め、解体業界全体の品位向上に力を注いでいます。 資格:一級土木施工管理技士、リサイクル施設技術管理者、解体工事施工技士