中古住宅の購入を検討している方は、当たり前ですが絶対に後悔したくありませんよね。
「こんな中古住宅は買わないほうがいい」「中古住宅を選ぶときはここをチェックしたほうがいい」というポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください!
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住宅はたとえ中古であっても「安い買い物」ではない!
新築のようにゼロから家を建てるわけではありませんので、そういう意味では中古住宅は新築よりもコストを抑えられます。とはいえ決して「安い買い物」ではありません。
せっかく気に入って購入したのに「しばらくして雨漏りすることが発覚した」「シロアリ被害がひどかった」「傾いていた」など欠陥が見つかれば、後悔してもしきれないでしょう。
数百〜数千万円という大きなお金が動くわけですから、絶対に後悔や失敗は避けなければなりません。
こんな中古住宅は買ってはダメ!絶対にチェックしたい7つのポイントとは
さっそく、買ってはいけない中古住宅の例を紹介します。次の7つのポイントは最低限押さえておきましょう。
旧耐震基準のままである
1981年(昭和56年)6月以前に建築確認されて建てられている住宅は、旧耐震基準の建築物です。購入後に耐震補強工事をするつもりであれば構いませんが、余計な費用がかかってしまいます。
建築確認通知書の日付が1981年(昭和56年)5月31日までの中古住宅は、できれば控えたほうがよいでしょう。
水まわりが古い
浴室、キッチン、洗面所といった「場所」であればリフォームで済みますが、問題は上下水道管などの設備です。
老朽化が進んでおり劣化している場合、修繕費用が高額になってしまうおそれがあります。こういった住宅も敬遠したほうがよいでしょう。
雨漏りなどによる腐食がある
雨漏りを放置すると、建材が傷み腐食や黒カビ、シロアリなどが発生します。
天井や壁などに雨漏りの形跡あるいはシミのようなものがある中古住宅は買うのを控えたほうがよいでしょう。
設備のメンテナンス状況がよくない
上下水道管のほかにも、屋根や外壁、その他さまざまな設備があります。丁寧に使われていたかどうか、定期的にメンテナンスされていたかどうかは、前に住んでいた人次第ですが、修理には多額の費用が必要になるおそれがあるため、メンテナンス状況が悪いと思った中古住宅は購入を控えたほうがよいでしょう。
建築基準法に違法している
意図的にではなく、増築などでうっかり建築基準法に違反してしまった、というケースは意外とあります。そもそも法令違反のうえ、住宅ローンを利用できない可能性もありますので、購入は控えるべきでしょう。
再建築ができない
中古住宅というよりも土地やエリアの問題になりますが、法令や条例により、いったん解体してしまうともう再建築できないという土地・エリアに建てられている中古住宅も、買うのは控えましょう。
傾きや地盤沈下が見られる
3度の傾斜があるだけで、ヒトは平衡感覚を失って気持ちが悪くなり、その家で暮らしていけなくなると言われています。傾いている家を直すのには多額の費用がかかります。
少しでも傾いていたり地盤沈下のような形跡が見られたりする中古住宅は、買ってはいけません。
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失敗しない中古住宅選びに大切なチェックポイントとは?
では、いったいどこをチェックすればよいのでしょうか?最後に「屋外」「室内」に分けて、チェックポイントを紹介します。
屋外のチェックポイント
まずは中古住宅のまわりをグルッと一周してみましょう。キレイにお手入れされているか、きちんと管理されてきたかなどが分かるはずです。第一印象を大切にしましょう。
次に、外壁や基礎です。クラック(ひび割れ)やシミなどがないか忘れずにチェックしましょう。雨樋の上部などに大きなシミがあれば、雨漏りしている可能性があります。屋根材の破損や変色の有無も忘れずに見ておきたいポイントです。劣化していれば雨漏りなどにつながるおそれがあります。
最後に配管と外壁との結合部分もチェックしましょう。結合部分に隙間があると、雨水などが侵入し劣化につながります。
室内のチェックポイント
天井を見て、気になる汚れやシミなどがないか確認しましょう。シミは雨漏りのサインです。
次に浴室やキッチン、洗面所などの水まわりです。実際に水を出してみて、スムーズに排水されるか、気になる臭いや音はないかを確認するとともに、配管周辺に水が漏れたようなシミがないかも確認しておきましょう。
床下収納がある中古住宅なら、そこも忘れずにチェックしたいポイントです。開けてみて床が濡れていたり湿っていたりしたら、通気性がよくない=換気が十分行えない中古住宅である可能性が高いです。湿気はカビや腐食、シロアリなどの原因になるため注意しましょう。
さいごに
中古とはいえ住宅は人生の中でも大きな買い物です。
一生とは言わないまでも、そこで長く生活していくことになるわけですから、細部までじっくり観察して選ぶことが大切です。少しでも気になるシミやクラック、臭いやそのほかの現象があれば遠慮なく確認しましょう。
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