不動産を探す際、怖いことの1つに「悪質不動産屋を選んでしまう」ことではないでしょうか。
不動産の知識がない場合、悪質不動産業者の都合のいいように言いくるめられて、本来ならば支払わなくてもいいお金まで支払わされたりして損をするケースもよく見られます。
さらに最近では、不動産業者の意に沿わない場合には怒鳴ったり脅したり、凶悪な不動産屋がテレビやYouTube、SNS等で話題になっています。
このような不動産屋はほんの一部だとしても、そこを選択したいようにするためにはどうすればいいのでしょうか?
今回は、悪質不動産屋にひっかからないようにする選び方を解説していきます。
【あわせて読みたい。こちらの記事もご覧ください】
悪質な手口にはどのようなことがあるのか?
まずは、悪質不動産屋の手口を見てみましょう。以下は手口の一例です。
- 焦らせてくる
- 発言が二転三転して一貫性がない
- 申込書の記載を催促してくる。また、「この機会を逃すと他の人に取られてしまいますよ!これだけでも書いておきませんか?」など言って逃がさないようにする
- 費用が明らかに高い、ぼったくり
- 頻繁に電話やメールが来たり、あまりにも悪質だと家までやってくる
どの手口もやられたら気分が悪いですね。
これらの悪質な手口に遭わないためにはどのような対策があるのでしょうか?
【あわせて読みたい。こちらの記事もご覧ください】
悪質不動産屋を避けるための方法
悪質不動産屋を避けるためにはどのような方法が効果的なのでしょうか?
方法は4つあると思います。順番に見ていきましょう。
1.利用を検討している不動産屋の口コミをチェックする
今を生きる私たちは幸運なことに、インターネットが発達した社会で生きています。
インターネットで「利用したい不動産屋の名前 口コミ」などで検索をすると、その不動産屋を利用したことのある人の口コミが出てきます。
これを見て、悪評があるかどうかをチェックしてみてください。
ここで注意していただきたいのは、あまりにも評価数が少なかったりすると、判断には気をつけてください。サクラ(利用者になりすまし)の可能性があります。
どれくらい口コミ数があればいいかは一概に数字を言えませんが、一桁しか口コミがない場所は気をつけた方が良いかと思います。
2.不動産に精通している友人や家族を頼る
身近に不動産について詳しい人がいる場合には、その人を頼るのも1つの手です。
様々な不動産屋を利用した経験もあるでしょうし、もしも悪質不動産屋を選んでしまったとしても不動産に詳しい人を側に置いておけば、騙そうとしてくる相手から守ってくれると思います。
身近にいないか探してみるのもいいでしょう。
3.長く経営しているかどうかを調べる
老舗の不動産屋は比較的信頼性が高いと考えられます。
その理由は、長く経営できているということは、長く経営できるだけの利益は出せていることの証明だからです。
また、悪質不動産屋は行政処分を受けていたりして悪評が出ており、利用者がいなくなって経営に窮して倒産してしまいます。
このような理由から、経営年数を調べてみることも悪質不動産屋を選ばないための手段だと言えます。
ただし、いくら大手といえども欠陥住宅を提供したりするところもあります。
過去にニュースでも大々的に取り上げられますよね。
3つ目の手法ばかりに頼らず、「利用を検討している不動産屋の口コミをチェックする」「不動産に精通している友人や家族を頼る」などの手法と併せて利用していただけたらと思います。
4.不動産一括査定サービスを利用する
これも比較的、悪質不動産屋を選ばないための手法と言えます。
理由としては、もしも不動産一括査定の際に悪質な不動産屋を含めていて利用者に不利益が及ぶことになってしまったら、不動産一括査定サービスを運営している会社にも悪評がついてしまうからです。
そのため、悪質不動産屋を排除して利用者に満足していただくことが、サービス提供会社の信頼性蓄積にも繋がるのです。
よって、不動産一括査定サービスを利用することも悪質不動産屋を選ばないようにする1つの手段であると言えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
不動産に関わることは、大きなお金が動きます。人によっては、今後の人生を左右してしまうほどのことです。
今回お伝えした手法は決して難しいことではありませんし、調べる時間もそこまでかからないでしょう。
ぜひ、自ら事前準備をしておき、悪質不動産屋を選ばないようにしてください。
【あわせて読みたい。こちらの記事もご覧ください】
- 【不動産の基礎知識】1DKってどんな間取り?部屋の選び方や使い方のコツ紹介
- 不動産売買の前に情報入手せよ!おすすめ不動産情報サイト4つ
- マンションリフォームっていくらかかるの?解体費用や修繕費用を解説