家の不用品を賢く処分する方法教えます。

家財道具の賢い処分方法

大掃除や引っ越しなどで出た不用品、あるいは日常的に使用していたが不要となった物などはどのように処分をしていますか?

知人や近所の人に譲渡、不用品回収業者、自治体の粗大ゴミ回収、リサイクルショップ、ネットオークション、フリマアプリ…処分する方法はいくつもありますが、物によっては賢く処分することで逆にお金になることがあります。

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不用品の処分方法

不用品の処分方法は大きく2種類に分けられます。

一つは「有料・無料を問わず引き取ってもらう」こと、もう一つは「買い取ってもらう」ことです。

引き取ってもらう

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引き取ってもらうには、各自治体の粗大ゴミ回収に出すか、不用品回収業者に依頼する、あるいはその物を必要としている近所の方や知人、親族などに譲渡するという方法があります。

  • 自治体の粗大ゴミ回収

自治体のホームページなどに回収可能な物や料金などが掲載されています。

予約が必要なケースがほとんどですので、前もって電話やインターネットで受付をして日時を決定します。

次に、該当する品目に書かれている金額分の「ごみ処理券」をコンビニやスーパーなどで購入し、見えるところに貼っておきます。

実際に集積所に出すのは予約をした日の朝になります。

基本的には家には取りに来てもらえませんので、集積所までは自分で運ばなければなりません。

  • ごみ処理券

コンビニなどに売っている粗大ゴミ処理専用のシールです。

A券200円・B券300円などというように金額によって色などが分かれており、必要な枚数分を粗大ゴミの見えやすいところに貼り付けます。

  • 不用品回収業者

郵便ポストや新聞の折り込みなどにチラシが入っているのを見たことがある方も多いことと思いますが、不用品回収業者は様々な地域に様々な業者が存在しています。

日時さえ合えば当日でも夜間でも自宅まで引き取りに来てくれることから、利便性という意味では自治体の粗大ゴミ回収よりも高いと言えますが、その分料金は高くなります。

なお『一般廃棄物処理業』の許可を受けていない違法な業者も多数存在し、誤ってそのような業者に依頼してしまうと不法投棄・不適正処理などをされてしまう可能性があったり、無料と謳いつつ高額な料金を請求されるといったケースも少なくありません。

ちなみに、不法投棄が発覚した場合、業者はもちろんですが依頼主も罰せられますので無許可の業者には依頼しないよう注意しましょう。

  • 見分け方

『町中を大声で巡回』『インターネット広告』『チラシ配布』『空き地などで回収』という場合、違法な業者である確率が高くなります。

自治体の委託を受けているか、一般廃棄物処理業の許可を受けているかを確認するようにしましょう。

なお【産業廃棄物処理業】と【古物商の許可】では一般家庭の廃棄物の回収はできません。

【一般廃棄物処理業】かどうかもしっかりチェックしましょう。

参考:環境省「廃棄物・リサイクル対策」

  •  必要な人に譲る

個人間での取引になりますので、引き取りに来てもらうのか、こちらから送るのか、有料か無料かなど、トラブルにならないように注意しながら行いましょう。

  • トラブルを避けるために

譲る直前の状態を写真に収めておくことをお勧めします。

買い取ってもらう

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近年、リサイクルショップ、ネットオークションやフリマアプリなどが充実してきて、個人でも容易に不用品の売買が可能になりました。

確かにこれらのサービスは便利なものですが、多くの問題を抱えていることも事実です。

  • リサイクルショップ

チェーン店や個人店を問わずリサイクルショップも増えて来ました。

基本的には店舗への持ち込みとなりますが、お店によっては出張買取をしてくれるところもあります。買取金額はそのお店によって全く異なり、一般的な中古市場価格から買取金額を決定するところもあれば、査定者の独断で決定することもあります。

目安としてはリサイクルショップで売られている価格の2割程度と考えましょう。

例えばリサイクルショップで1,000円で売られているものは200円以下で買い取られた物、と捉えておくと予想以上の提示金額の少なさにがっかりしないと思います。

  • 少しでも高く買い取ってもらうために

できる限り、綺麗にしておくことをお勧めします。

衣類であれば洗濯・クリーニング・アイロンがけなどをしておいたり、本や雑誌などであれば折り目やページの隙間にごみなどが挟まっていないか確認をする、電化製品などは箱、説明書、付属品などを揃えておくというように少しでも物の価値を上げることがポイントです。

また可能であれば見積もりを複数の店舗からとった方が基準が生まれますので分かりやすくなります。

  • ネットオークションやフリマアプリ

写真を撮影して商品説明や希望金額、条件などを添えてアップロードするだけで、それを必要としている人からコンタクトをもらい、話がまとまれば商談成立となります。

利用者も多いので非常に便利ではありますが、いかんせん相手が見えません。

本当にその人なのか、男性女性を偽っていないか、出品者の個人情報を獲得するのが目的ではないか、商品の到着後に壊れていたなどクレームをつけて金銭を要求してくるのではないかなど、顔の見えない一般人同士の取引には様々なリスクが伴いますので、慣れていない人は慎重に行いましょう。

  • 個人間の取引で失敗しないために

自分が出した商品が「売れる」ことは嬉しいことですので、ついつい相手の人柄などどうでも良いと思ってしまいがちですが、後からのトラブルを避けるためにもメッセージやメールの文面をまずはしっかりとチェックしましょう。

また、発送するには送り伝票に出品者の氏名・住所・電話番号などを記載することになります。

特に女性の場合は家族に男性がいる場合は男性の名前を使わせてもらうなど、細心の注意を払いましょう。

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家の不用品の賢い処分方法とは!?

そして、今話題になっているのが『下取りサービス』『買取サービス』と呼ばれるものです。

下取りは買い替えが前提ではありますが、他社製品であっても買い取ってもらうことができたり、500円や1,000円などのクーポン券に交換してくれるところもあります。

買取はリサイクルショップなどの総合的な店舗ではなく家具や電化製品に特化した業者がそれぞれ買い取ってくれます。

下取りや買取を行っている業者をいくつかご紹介しますので参考にしてみてください(キャンペーンは終了していることがありますのでご了承ください)。

  • 大塚家具

不用品買取サービス

  • イオン

衣料品下取りサービス

  • スーツのAOKI

下取りキャンペーン

  • ヨドバシカメラ

査定無料買取サービス

  • ヤマト運輸

ヤマトホームコンビニエンス

現在は開催していませんが、イトーヨーカドーなども買取キャンペーンを実施しています。

ほかにもニトリやワールド(アパレル)、マルイなど実は下取りや買取サービスを提供している業者はいくつもあります。

ただ処分したり、お金を出して処分するだけでなく、こうしたサービスを上手に活用することで賢く処分したいですね。

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家財不要品は常に方付ける事が理想

家にある不用品の処分って確かに大変ですよね(-_-;)

「断捨離」という言葉が流行りましたが、いざ捨てようとすると中々決断できない事ってありますよね。

業者さんに頼めばお金が結構かかるし、かといって自分で全部処分しようとすれば手間と時間が掛かってしまいます。

一番の理想は「全部買取ってくれる業者さんがいる事」でしょうか。

実際に、こんな物まで買い取ってくれるの?という業者さんがいる事も事実です。

お金をかけて処分する前に、色々と聞いてみる事が必要でしょうね。

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ABOUTこの記事をかいた人

35年で過去5,000棟の解体工事を手がけた解体専門店・市川工業の責任者であり、解体協会の理事も務めています。 建物解体工事を中心に産業廃棄物のリサイクル業務を中心に、毎年、年間300件以上の解体工事でお客様とふれあう中で「より良いサービスを提供する解体企業になる」をモットーに、業界のイメージと解体工事の品質向上に力を注いでいます。 現在は新潟県解体工事業協会の理事を務め、解体業界全体の品位向上に力を注いでいます。 資格:一級土木施工管理技士、リサイクル施設技術管理者、解体工事施工技士