家の中を片付ける。片付け方と片付け業者の探し方と費用を解説

家の中が散らかり放題で片付けをしたいけど、どこから手を付けたら良いのかわからないし、自分で片付けられる自信がないという方もいるのではないでしょうか。

家の中を片付けるには時間や労力が必要ですし、日々の忙しさの中でその時間をとる難しさもありますよね。

家の片付けを自分でできないとすれば、費用を払って片付けを依頼するしかありません。

ただ、片付けを依頼するにしても、片付け業者の探し方や選び方ってどうしたらいいのでしょうか。

家の中で作業してもらうわけですから、信頼できて費用もなるべく抑えられる業者に頼みたいところです。

家が片付けられれば、すっきりとした空間にすることができて、気分もリフレッシュすることができます。

今回は、家の片付け方法の基本や片付け業者の探し方、それに費用について解説していきます。

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家の中の片付け方

家の中をきれいな状態にするために、片付けの段取りをあらかじめ作っておくとスムーズに片付けていくことができます。

また、ひとつの部屋が終わるまで他の部屋の片付けには手をつけないということや、使っていない「いらないもの」を処分するためのルールを決めておくことも、家の中を片付けるためのコツです。

それでは、家をきれいにするための基本的な片付け方について簡単に見ていきましょう。

散らかっているものを整理してスペースを作る

片付けを進めていくために一番大切なのは、スペースを作ることです。

スペースがあれば、物を仕分けするときに広げて全体像を見ることもでき、片付けに集中することができます。

まずは、床面をきれいにしていくことから始めていきます。

すぐにゴミと判断できるものを捨てる

缶や瓶、ペットボトル、レシートやチラシなど床やテーブルに放置してしまっていたゴミをまず捨てます。

必要になる可能性のあるものに関しては、まとめて置いておきましょう。

この時に大切なのは、時間をかけずにすぐに判断できるものを捨てていくということです。

床やテーブルに出ているものを種類別にわける

服や雑誌、その他の小物など床に置いてあるものを大まかに種類別にわけてまとめて置いておきます。

わけたものは後で片付けていくので、このときはスペース作りに集中しましょう。

生活しやすいように物を仕分けする

家の中での生活をもっと快適にして、片付いた部屋を維持していくためには、収納の片付けが重要になります。

家の収納には何年も使っていないものだったり、存在すら忘れてしまっていたものが入っていたりします。

必要なものといらないものをわけて、余裕のある収納にしていきます。

収納の中身をすべて出しながら仕分けする

収納に入っている物をすべて出しながら、必要なものといらないものを仕分けしていきます。

使ってはいないけど思い入れのある物は、判断保留ということで端に置いておきましょう。

家の片付けに時間をかけないように、判断が難しいものに関しては後回しにしてどんどん進めていきます。

必要なものだけを収納に戻していく

必要なものに分類した物をジャンル別に収納に戻していきます。

使用頻度の高いものがあれば、すぐに取り出せる場所に配置しておきましょう。

いらないものを仕分けしたことや、あらためて収納したことで、スペースがある程度できます。

物が取り出しやすくなったり、床に出しっぱなしにしてあったものを収納したりと、今後片付いた部屋にしていくための空間をそこに作ることができます。

不要なものをすべて処分する

家の片付けをすると、使っていないものなど不用品にわけられるものが出てきます。

そういった不用品は、ゴミで出すか、お金に変えたりして処分します。

不用品をゴミとして捨てる

状態の悪いものやゴミは、自治体のゴミ回収で早めに処分するようにします。

ゴミの量が多い場合や粗大ゴミの回収日にどうしても出せない場合などには、業者に依頼することも検討しましょう。

不用品をお金に変える

状態の良いものに関しては、ネットオークションやリサイクルショップの買い取りに出すことで、お金に変えられる可能性もあります。

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どうしても片付けができない場合は片付け業者がおすすめ

家の片付けはいざ始めてみると終わらせることがいかに大変かということを思いしることになります。

やる気があって始めるけど、時間や労力がかかり、根気が持たない結果になってしまって中途半端な状態で終わりにしてしまうケースもよくあります。

片付けができる自信がない、片付けてる時間がないという方は、最初から片付け業者に依頼するようにしましょう。

家の片付けに費用はかかりますが、時間や労力を考えれば、必要な出費として考えられます。

また、自分で片付けをするよりも効率的に行うことができ、不用品をなかなか処分できないという方にもおすすめです。

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片付け業者に家の片付けを依頼するメリット・デメリット

家の片付けを片付け業者にしてもらうことで、どういったメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。

家の片付けを依頼するメリット

  •  ゴミの分別や処分をすべてしてくれる
  •  重いものでも運んでくれる
  •  必要なものといらないものを分けてくれる
  •  数時間できれいに片付けてくれる

家の片付けを依頼するデメリット

  •  片付けに費用がかかる
  •  業者によって対応の差がある
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片付け業者の失敗しない探し方

家の片付けを依頼する片付け業者を選ぶために、失敗しないためのポイントをご紹介します。

片付け業者を探す方法としては、ホームページやチラシなどがありますが、これからご紹介するポイントをふまえつつ見ていくようにしましょう。

許可を得ている業者

一般家庭から出る不用品を回収して処分するには、一般廃棄物運搬収集許可証が必要です。

自治体から許可を得ているので、気になる片付け業者が許可を持っているか、確認したい場合は役所の担当部署で問い合わせをしてみましょう。

また、一般廃棄物収集運搬許可証と産業廃棄物収集運搬許可証とは扱える廃棄物が違うので注意しましょう。

産業廃棄物収集運搬許可証では、一般家庭の不用品を回収することができません。

出張見積りを依頼できる業者

片付け業者に問い合わせをする際におおよその見積もりを知ることはできますが、後々のトラブルを避けるために正確な見積もりを出してもらうようにしましょう。

出張見積りをしてもらうことで、オプション料金の追加が後から請求されたりといったことも無くすことができます。

また、見積もりに関しては無料の片付け業者を選ぶようにすることも大切です。

不用品買い取りの買取価格設定

家の片付けの際に出た不用品を買い取ってくれるサービスがあるか、確認をしましょう。

まだ使えるものや状態が良いものであれば、買い取りの対象になる可能性があり、その分片付け費用を安くすることができます。

また、業者のホームページに買取対象品のリストや条件、それに買取価格設定がある場合には、それも併せて確認しておきましょう。

片付けにかかる費用のおおよその計算や価格交渉をする際に、そういった情報があれば交渉を有利に進められるかもしれません。

掃除まで行ってくれる業者

片付ける範囲が広かったり、長い間散らかっていた場合、片付けをした場所の汚れやホコリなどが出てきます。

片付けを業者に依頼しても、掃除が含まれていないとなると、自分でその掃除をするか、また別の業者に掃除を依頼しなくてはいけません。

家の片付けや不用品回収だけでなく、掃除までしてくれる業者であれば、そういった心配をしなくてすみます。

片付け業者を探すときや見積もりの際に、どういった作業をしてくれるのか、確認しておくようにしましょう。

電話対応や接客対応が良い業者

片付け業者に問い合わせをする際に、電話やメールでの対応、それに接客態度がどうか気にかけておきます。

家の中の物を片付けてもらうわけですから、丁寧で安心して任せられる片付け業者に依頼しましょう。

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業者に家の片付けを依頼した場合の費用

片付けを業者に依頼する場合の費用相場について見ていきましょう。

業者によっても料金の算出方法が違うことや、部屋の散らかり具合などによって料金が変わるため、あくまでも目安としてご紹介します。

家の片付け費用の算出方法

片付け業者によっても異なりますが、人件費と不用品回収料金、環境による料金を足した金額が片付けにかかる費用となります。

不用品を買い取ってくれる場合、この金額から差し引かれます。

部屋の大きさごとの片付け費用相場は下記になります。

  •  1R・・・30,000円から60,000円ほど
  •  1K・・・35,000円から65,000円ほど
  •  1DK・・・50,000円から90,000円ほど
  •  1LDK・・・60,000円から100,000円ほど
  •  2K・・・70,000円から120,000円ほど
  •  2DK・・・80,000円から130,000円ほど
  •  2LDK・・・90,000円から150,000円ほど
  •  3LDK・・・110,000円から210,000円ほど
  •  4LDK・・・130,000円から300,000円ほど

汚部屋やゴミ屋敷といった不用品が大量に出る家の場合、不用品回収料金や雑費などが多くかかります。

また、トラックが近くに停められなかったり、高層階でエレベーターが使えない場合も料金が加算されます。

そして、掃除を行う場合は上記の費用相場にハウスクリーニング料がかかります。

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家の片付け費用を安くするために

家の片付け費用を抑えるためのコツをいくつかご紹介していきます。

見積もりは前もって行う

片付け業者に依頼することを決めたら、見積もりを早く取るようにしましょう。

業者にもよりますが、見積もりから作業までの時間が短い場合、特別料金が加算されることもあります。

また、片付け作業のオフシーズンに依頼すれば、割引などで費用を抑えられる可能性もあります。

見積もりは2社以上とる

片付け業者に依頼することがはじめての場合、料金やサービスについて複数の業者と比較するようにしましょう。

あれもこれもと見積もりを依頼しても時間が取られてしまうので、3社から4社ほどから見積もりを取ることをおすすめします。

交渉をする

片付けの費用は作業量や不用品の量によって反映されています。

片付け業者が作業する量を減らすための要素がなにかしらあると、片付け費用の交渉をする余地が生まれます。

出張見積りの際に内訳をチェックして、どこか費用を抑えられる部分がないか、確認しましょう。

片付け業者もこの場で依頼してもらえるならと、値引きの交渉にのってくれる可能性もあります。

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家の片付けを業者に依頼する時の流れ

片付けを業者に依頼する場合の流れについて、見ていきましょう。

問い合わせ

家の片付けを業者に依頼することを決めたら、まずは問い合わせをしましょう。

電話やメール、ホームページのフォームから連絡をします。

部屋の広さやゴミの量、して欲しい作業などをわかる範囲で細かく伝えるようにしましょう。

また、見積もりや作業日に希望があれば、それも併せて伝えます。

そして、不明な点に関しても質問しておきましょう。

出張見積もり

片付け業者が実際に家に来て、見積もりをします。

部屋の広さやゴミ・不用品の確認、トラックが入れるか、エレベーターはあるかなど環境の確認などを行って見積もりを出します。

納得できる金額であれば、契約となり作業日を決めます。

片付け開始

作業日に片付け業者が来て、片付けを始めてくれます。

当日立ち会いが必要ですが、出かけなければいけないなどある場合には、あらかじめ業者に伝えておきましょう。

片付け完了・お支払い

片付けが終わったら、確認をして料金を支払います。

現金払いや銀行振込、クレジットカードなどでの支払い方法があるので、出張見積りや契約の際にどの支払い方法で料金を支払うか決めておきましょう。

また、領収書が必要な場合には前もって伝えておきましょう。

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家の片付け方と片付け業者の探し方まとめ

家の片付け方や片付け業者について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

片付けをするには、時間や労力、それに精神的な面でいうとやる気や根気が必要になります。

片付け業者に依頼することで、そういったことから開放されるだけでなく、自分で片付けるよりも短時間で効率よく家の中を片付けてくれます。

片付けをする自信がないという場合や、時間が取れないといった場合には片付け業者に連絡してみましょう。

まずは見積もりを出してもらうという行動も片付けの第一歩です。

今回の内容を参考に家の中をすっきりとさせて、リフレッシュした快適な生活をおくれるようにしてみてはいかがでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

35年で過去5,000棟の解体工事を手がけた解体専門店・市川工業の責任者であり、解体協会の理事も務めています。 建物解体工事を中心に産業廃棄物のリサイクル業務を中心に、毎年、年間300件以上の解体工事でお客様とふれあう中で「より良いサービスを提供する解体企業になる」をモットーに、業界のイメージと解体工事の品質向上に力を注いでいます。 現在は新潟県解体工事業協会の理事を務め、解体業界全体の品位向上に力を注いでいます。 資格:一級土木施工管理技士、リサイクル施設技術管理者、解体工事施工技士