家の解体費用の料金相場と安く依頼する3つの方法

お家の解体工事で一番気になるのが「費用」ですよね。

私は10年間で、のべ2200件ほどの解体工事を手がけてきたなかで、依頼する方から一番多くある質問が「解体の工事費用について」でした

インターネットで検索すれば、「●坪●●万円」という料金はすぐに見つかりますが、その数字には素人の方では分からない料金のカラクリが存在します

見積金額だけを見て、解体を失敗してしまう方は多くいます。

「お得に、失敗しない解体工事をしてほしい」という思いから、このページでは、現役の解体屋としてのプロ目線で、これからお家を解体したい方が知るべき「費用相場」と「解体費用を安くする3つ方法」を解説していきます。

まずは、費用相場と3つのポイントを抑えるだけで、「知っておけばお金を損しなかった」ということがなくなりますので、ぜひご覧いただき、家の解体費用をお得にしましょう。

またとっておきの裏技も紹介します。うまくいけば、さらに10万円以上も費用を抑えることも可能になるでしょう

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全国のお家の解体費用相場を一挙公開!

まずは、あなたがお住まいの都道府県の解体費用がいくらなのかをチェックしましょう。

住宅の種類は「木造住宅」「鉄骨造住宅」「鉄筋コンクリート造住宅」と分かれますので、あなたのお家の構造がどれに当てはまるか確認して、それぞれの欄をみてください。

1.地域別解体費用の相場(坪当りの単価)

都道府県 木造 鉄骨 鉄筋コンクリート
北海道 21,000円~28,000円 16,000円~21,000円 22,000円~27,000円
青森県 25,000円~38,000円 45,000円~21,000円 36,000円~48,000円
秋田県 23,000円~27,000円 25,000円~38,000円 36,000円~48,000円
岩手県 24,000円~40,000円 32,000円~48,000円 36,000円~52,000円
山形県 22,000円~33,000円 32,000円~50,000円 36,000円~53,000円
宮城県 25,000円~35,000円 25,000円~48,000円 33,000円~48,000円
福島県 28,000円~32,000円 28,000円~45,000円 30,000円~50,000円
茨城県 27,000円~40,000円 30,000円~48,000円 30,000円~52,000円
栃木県 27,000円~48,000円 30,000円~45,000円 30,000円~50,000円
群馬県 27,000円~32,000円 36,000円~45,000円 32,000円~49,000円
千葉県 27,000円~40,000円 35,000円~50,000円 38,000円~55,000円
埼玉県 27,000円~40,000円 36,000円~50,000円 38,000円~55,000円
東京都 32,000円~55,000円 40,000円~52,000円 45,000円~63,000円
神奈川県 32,000円~55,000円 40,000円~20,000円 45,000円~63,000円
山梨県 23,000円~38,000円 27,000円~35,000円 32,000円~50,000円
長野県 25,000円~48,000円 33,000円~45,000円 42,000円~60,000円
新潟県 25,000円~48,000円 33,000円~45,000円 42,000円~60,000円
富山県 25,000円~38,000円 32,000円~42,000円 42,000円~43,000円
石川県 25,000円~38,000円 28,000円~42,000円 38,000円~36,000円
福井県 28,000円~38,000円 28,000円~38,000円 35,000円~48,000円
静岡県 25,000円~38,000円 27,000円~54,000円 34,000円~55,000円
愛知県 27,000円~52,000円 27,000円~55,000円 38,000円~58,000円
岐阜県 28,000円~42,000円 25,000円~45,000円 32,000円~50,000円
三重県 22,000円~45,000円 22,000円~38,000円 30,000円~48,000円
滋賀県 28,000円~35,000円 30,000円~42,000円 31,000円~48,000円
京都府 26,000円~32,000円 28,000円~43,000円 32,000円~48,000円
大阪府 30,000円~40,000円 32,000円~45,000円 32,000円~55,000円
兵庫県 28,000円~38,000円 32,000円~46,000円 38,000円~60,000円
奈良県 28,000円~35,000円 32,000円~52,000円 35,000円~52,000円
和歌山県 28,000円~35,000円 32,000円~50,000円 35,000円~52,000円
鳥取県 30,000円~45,000円 38,000円~52,000円 42,000円~53,000円
島根県 29,000円~50,000円 32,000円~48,000円 40,000円~50,000円
岡山県 26,000円~48,000円 35,000円~50,000円 40,000円~52,000円
広島県 25,000円~50,000円 36,000円~52,000円 42,000円~55,000円
山口県 26,000円~48,000円 38,000円~48,000円 40,000円~52,000円
香川県 29,000円~38,000円 35,000円~45,000円 38,000円~48,000円
愛媛県 28,000円~38,000円 35,000円~45,000円 38,000円~48,000円
徳島県 26,000円~38,000円 38,000円~48,000円 38,000円~48,000円
高知県 28,000円~45,000円 35,000円~42,000円 40,000円~48,000円
福岡県 25,000円~52,000円 27,000円~55,000円 28,000円~45,000円
佐賀県 25,000円~48,000円 30,000円~50,000円 30,000円~42,000円
長崎県 25,000円~40,000円 30,000円~48,000円 32,000円~62,000円
大分県 27,000円~38,000円 28,000円~45,000円 30,000円~52,000円
熊本県 28,000円~33,000円 25,000円~38,000円 28,000円~48,000円
宮崎県 25,000円~38,000円 25,000円~42,000円 25,000円~48,000円
鹿児島県 28,000円~45,000円 28,000円~48,000円 28,000円~48,000円
沖縄県 20,000円~32,000円 20,000円~40,000円 20,000円~40,000円

こうやってみると、各県で結構な金額差があるモノですよね。

これはあくまで平均的な数字ですので、実際とは違う点もあるかと思いますが、解体費用の相場はキチンと抑えておいてくださいね。

種類で変わる住宅の解体費用。あなたのお家は木造?鉄骨?鉄筋コンクリート?

住宅の種類によっても解体相場が違って来ます。

当然の事ですが、木造と鉄骨造では使っている材料も作り方も全て違います。

建物の大きさもありますが、施工方法や廃材の種類も違いますので坪単価が変わります。

一番高いのが「鉄筋コンクリート造」の建物でしょう。

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木造住宅の解体費用を見てみよう

日本の住宅の約60%は「木造」だと言われています。

ですので、このページをご覧の方も木造の方が多いと思いますので、解体の達人が施工した木造住宅の解体費用を紹介します。

物件 解体費用 付属工事 工事日数
木造住宅2階 45坪 100万円 土間基礎部分残し 5日間
木造住宅2階 52坪 120万円 特になし 5日間
木造住宅2階 65坪 185万円 土間基礎部分残し 8日間
木造住宅2階 29.5坪 94万円 土間基礎部分残し 4日間
木造住宅1階 22坪 54万円 全て解体撤去 4日間
木造住宅2階 35坪 95万円 全て解体撤去 5日間
木造住宅2階 72坪 183万円 全て解体撤去 8日間
土蔵2階   18坪 64万円 全て解体撤去 6日間
土蔵2階   12坪 47万円 全て解体撤去 4日間
木造倉庫2階 28坪 48万円 全て解体撤去 3日間
鉄骨車庫1階 6坪 14万円 全て解体撤去 1日間
木造住宅2階 85坪 245万円 全て解体撤去 10日間
RC住宅2階 64坪 215万円 全て解体撤去 8日間
鉄骨倉庫1階 48坪 125万円 全て解体撤去 6日間

これが木造住宅や倉庫などの参考解体費用です。

参考記事はこちら:「木造家屋の解体費用事例一覧」をご覧ください。

ここまでで、費用のイメージをより持っていただけたと思います。

では、次に解体費用を安くする方法について具体的に解説していきたいと思います。

家の解体費用は何で決まる?

「お家の解体工事っていくらかかるの?」
「何から何までさっぱり分からない」
「解体に適正価格ってあるの?」

お客様からのアンケートで一番多く頂くお言葉です。

確かに、解体工事は不透明な業種です。一生のうちに一度あるか、無いかの出来事ですからね。

普通の方は解体工事について知らないのは当たり前なので、安心してください。

まず解体費用ですが、よく坪当たり〇〇万円とかって使われています。

平均値ですが、木造住宅の解体だと23,000円/坪~30,000円/坪くらいの間です。

とは言え、見積りを取った時に「35坪の家だから坪24,000円で総額84万円です」と言われてもなんだか釈然としませんよね。

「その根拠はなんなんだ?」となります。

ですので、ここでその84万円の内訳をご説明いたします

家の解体費用の内訳

まずは、下の見積書をご覧ください。

・35坪の木造住宅解体の見積内訳書

名称 規格 数量 金額
解体工事 木造家屋 
解体・撤去工事 35坪/木造住宅2F 1坪 675,000
設備撤去費用 電気/電話/ガス/水道 1式 50,000
工事費   725,000
諸経費 重機運搬/手続き等 1式 80,000
小計   805,000
▲値引き   -5,000
工事費計   800,000
消費税  8% 64,000
工事費合計    864,000

・解体工事の内訳書

名称 規格 数量 単価 金額
解体工事 木造家屋
内部解体 木造2F人力作業 35坪 3,200 112,000
外部解体 木造2F機械作業 35坪 4,500 157,500
基礎撤去 基礎・土間コン撤去 5㎥ 12,500 62,500
小 計    332,000
発生材収集運搬    
収集運搬 4t深DT 10台 10,000 100,000
小 計    100,000
廃材処分費     
処分費 木くず 9t 12,000 108,000
廃プラスチック類 0.5t 65,000 32,500
廃石膏ボード 1t 40,000 40,000
ガラス陶磁器類 1.5t 29,000 43,500
鉄くず類 1t -5,000 -5,000
コンクリート殻 12t 2,000 24,000
小 計    243,000
合 計    675,000 

ご覧の様に、解体工事にかかる費用内訳はそれほど多くの種類はありません。

大きく分けると

  1. 人件費
  2. 機械費(解体機+運搬トラックなど)
  3. 廃材の処分費
  4. 設備撤去費(電気ガス水道の撤去)

4種類だけです。

現場状況によってはこの他に

5. 仮設費(養生シートや敷鉄板など)
6. 交通誘導員費

などが必要な場合もあります。

物件調査に行って、例えば40坪の住宅なら工事期間が4日間だな、として必要な経費を積み上げて見積りを作成します。

そうすると、見積金額で¥970,000(税別)となりました

これを坪数で割り返すと¥970,000÷40坪=¥24,250/坪となる訳です

しかし、見積り書の中身は上記の様な項目で作成されてはいません。

坪〇〇円とか、㎡◇◇円などという様に記載されています

人件費〇〇円、機械費〇〇円という様に記載する会社はあまりないと思います。

これには特に決まった形式がありません。見積り書の書き方はその会社の自由なのです。

家の解体費用で決まった適正価格というのはありませんが、木造系の住宅なら23,000円/坪~30,000円/坪であれば適正かと思われます。

いずれにしても、こういった経費の積み上げで解体費用が決まっているのをご理解いただければと思います。

これは使える!家屋解体工事の見積り書の賢い見分け方

それでは、次に見積書の賢い見分け方、をご説明いたします。

業者さんに依頼した見積書ができてきました。

早速見てみると、
A社は100万円
B社は80万円
でした。

普通はここで、「おっ、B社の方が20万円も安いな!よし、B社にお願いしよう。」

と、なりがちですが、ちょっと待って下さい。

ここで良くご確認いただきたいのが、見積書の内容。

つまり「条件は満たされているか?」を確認していただきたいのです。

ここが、落とし穴に落ちる人と回避する人との違いが生まれてしまいます

では、そこにはどんなチェック項目があるのでしょうか?次に見ていきましょう。

解体見積り書のチェックポイント

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施工範囲または内容は希望通りになっているか?

ここが一番重要なポイントになります。

思っていた事と違う、なんて事も良く聞く話です。

依頼する方としては、ここまで解体してくれるんだろうと思ってお願いしたことが、業者の方としてみたらやらなくて良いと思っていたり。

解体後の整地はここまでやってくるれるはずだと思っていたことが、終わってみたら全然イメージとは違っていたり・・・

このような事は実際に起こっています。

「壊すだけなんだから、まあ大丈夫だろう」 これが後になっての問題になります。

こうならない為にも、見積書の内容をよく確認して、不明な点や分かりづらい所は確実に聞くようにしてください。

次に、見積書の構成についてご説明したいと思います。

2種類の見積書からわかるたった1つの違い

まずは、この2パターンの見積書をご覧下さい。

Aタイプ

名称 規格・寸法 数量 金額
解体工事 木造家屋
解体・撤去工事 30坪 木造住宅2F 1式 578,500
設備撤去費用 電気・電話・ガス・水道 1式 50,000
工事費   628,500
諸経費 重機運搬・手続き等 1式 80,000
小 計   708,500
▲値引き   -8,500
工事費計   700,000
消費税 8% 56,000
工事費合計   756,000

・解体工事の内訳書

名称 規格 数量 単価 金額
解体工事 木造家屋   
内部解体 木造2F 人力作業 30坪 2,700 81,000
外部解体 木造2F 機械作業 30坪 3,900 117,000
基礎撤去 基礎・土間コン撤去 5㎥ 11,500 57,500
小 計 255,500
発生材収集運搬    
収集運搬 4t深DT 8台 10,000 80,000
小 計 80,000
廃材処分費 
処分費 木くず 9t 12,000 108,000
廃プラスチック類 0.5t 65,000 32,500
廃石膏ボード 1t 40,000 40,000
ガラス陶磁器類 1.5t 29,000 43,500
鉄くず類 1t -5,000 -5,000
コンクリート殻 12t 2,000 24,000
小 計 243,000
合 計    578,500 

Bタイプ

名称 規格 数量 金額
建屋解体工事 木造家屋  
解体・撤去工事 30坪 木造住宅2F 1式 620,000
設備撤去費用 電気・電話・ガス・水道 1式 45,000
工事費   665,000
諸経費 重機運搬・手続き等 1式 60,000
小 計   725,000
▲値引き   -25,000
工事費計   700,000
消費税 8% 56,000
工事費合計   756,000

実は、この2つの見積書。同じ解体物件を見積もったものです。

ちょっと小さくて見づらいと思いますが、あなたはどちらが良い見積書だと思いますか?

「見やすいのはBかな? 項目が少ないし、簡単だし…」

確かにそうですね。見やすいのはBかも知れません。

では、質問を変えます。

この2つの見積書を見て、どちらが信頼性があり、依頼したいと思いますか?ちなみに価格は両社とも一緒です。

「・・・・・・」

いかがでしょうか?

AとBを比べて一番大きな違いは何だかお分かりになりますか?

答えは簡単。内容が詳細に記載されているか、いないか、だけです。

価格が一緒だったらどちらでも良い、と思われるかも知れませんが、解体工事の内容が詳細に記載されているAタイプの方が何かと安心だと思います。

ともかく、見積書がでたら
「解体の範囲はココとココ。残物はここまで処分して、整地は道路の高さで平らにしてくれる工事内容で良いんですよね?」
という感じで業者さんへ確認してください。

これが後々のトラブルを防ぐ一番の方法です。

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  1. 新潟の古民家解体費用を解説【地域ネタ】
  2. 空き家の解体費用をご紹介します
  3. 安くて良い解体工事を依頼する方法

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家の解体費用を安くする第一歩!異なる料金のカラクリを知ろう

複数の業者から見積りを取る事を「相見積(あいみつもり)」と言いますが、その見積金額がどこもピッタリ一緒というのは基本的にはありません。

違ったとしても数万円~10万円程度なら、大体適正金額かな?と思うのですが、これが30万円とか50万円とか違ってくると、いったい解体工事の価格って何なんだ!? という事になってしまいますよね。

でも実際にこういったケースがよくあると聞きます。

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通常の木造住宅の解体なら、それほど大きく違ってはこないと思いますが、大きい物件や特殊な物件になると100万円単位で変わってくる事があります。

これは、その物件自体が複雑で且つ大きい建物なので、金額が大きくなってしまう、というケースは置置いといて、通常の住宅などで大きく違ってしまう訳をご説明いたします。

それにはいくつか理由を挙げると、

  1. 廃棄物の価格差
  2. 施工日数の違い
  3. 儲けの(利益)額の違い
  4. 技術的要素

があります。

①廃棄物の価格差

解体工事を行うと必ず出てくるのが、廃棄物です。

住宅で言うと、一番多く出るのが「木くず」でしょうか。

これらの廃棄物の処分方法は法律でキッチリ決められておりますので、適当に捨ててくる、という訳にはいきません。これは、俗にいう不法投棄になりますので、その様な事をすると厳重に罰せられてしまいます。

この廃棄物を所定のリサイクル工場などに持ち込んで処分してもらうのですが、この時の処分費が高いか、安いかで見積金額が大きく違ってしまいます。

廃棄物の量自体は、どの業者が解体しても一緒ですから、処分費の違いそのまま反映されてしまいます。

解体費用が安くできるケースで言えば、自社で処分場を持っている解体屋さんはその点では有利かもしれません。

解体の達人である当社も、自社の処分場を有しています。

②施工日数の違い

解体工事の見積金額を大きく左右する要素として、一番影響すると言っても過言でないのが施工日数です。

日数が多くかかればその分経費も多くかかる、これは当たり前の事です。

ですので、見積りの段階で5日とみるか、7日で見るか、この2日の違いで単純に20万円くらいは変わって来てしまいます。

これは、その見積担当者の見方もありますが、施工部隊が早いか、遅いか、その会社の現場技量も大きく影響するでしょうね。

③儲け(利益)額の違い

ひょっとするとこれが一番価格差が出る要因かもしれません。

解体工事も商売ですので、利益無くしては仕事ができません。かかる経費が例えば一緒でも、利益額をいくら位見るかは、その会社によって様々です。

例えば、解体処分を全て行って発生する経費が80万円だとします。

A社はそれに利益を10万円のせて90万円の見積り。
B社は30万円乗せて110万円の見積りとします。

これだけで、20万円の価格差が出てしまいました。

実はこの利益額の見方、これが微妙に難しい部分なのです。

企業としては利益はたくさん欲しい、でもお客様からすれば安い方が良い、また高くすると受注ができない。。 という部分を考慮して、お客様にも納得して頂ける金額を各社設定しているのです。

④技術的要素

これは実際に解体工事を行う、施工部隊の技術力がどの程度あるか、によってかかる経費が変わってくるので金額差が生まれます。

年間の解体件数が20件の経験と200件の経験では200件の会社の方が上手な職人が多いため、施工スピードが早い、すなわち施工日数がかからないのでその分安く出来るという違いがあります。

また、技術的要素もそうですが機動力も大きな要素になります。

機動力とは、解体工事に使う重機やダンプトラックの数、さらには社員数などの事で、これらも多い方が対応面、施工スピードも速い傾向にあります。

上記の点が、業者によって違ってくる解体費用のカラクリです。

家の解体費用を安くする3つの方法とは

1. 解体工事を安く依頼するコツ 2社以上から見積もりをとる

まず、見積り依頼ですが、2社以上から取るようにして下さい。

1社だけでは比べてみようがありませんので、適正価格が分かりません。多少手間でも2社くらいから見積り依頼をしましょう。

このページに記載している「お家の解体費用の相場」が理解できていれば、あまり多くの見積を取らずとも、適正価格はもうわかっていることでしょう。

もちろん3~4社からでも良いのですが、多すぎても対応が大変なので2社位がベストかと思います。

その中で、工事全体の金額や施工条件などを考慮して決定していただければと思います。

その際、担当者の対応や姿勢もよく見るようにして下さい。

ただ、金額が高い、安いで決めるのではなく、営業担当者を通じてその会社の姿勢なども見るようにして下さい。親切、丁寧な説明をしてくるか? しっかり、要望を聞いてくれるか?など 本質的な部分も見逃さない様にして頂ければと思います。

2. 安く依頼するコツ 価格交渉の裏ワザ!

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そして、ここからが裏技といいますか、価格交渉のコツをお伝え致しますね。

業界人としてこんな事までお話しして良いのか?正直迷いましたが、あなたが解体工事で損をしない為には必要なことなので暴露します

他の人には絶対言わないで下さいね。約束ですよ・・笑

それではまず、2社以上から見積りを取りましたね。

では、どちらが安かったか見て下さい。A社?それともB社?

仮にB社としましょう。 見積りの内容(施工範囲や条件)を比べても希望する内容を満たしていたとします。

普通は「じゃあB社さんにお願いしよう」となる訳ですが、ここでもう1ステップ踏んで頂きたいと思います

どうするかと言うと…

「B社さん、お宅が一番安かったよ。しかも対応もよかったし、とても親切に教えてくれたからお宅にお願いしようと思うんだ」と言います。

すると担当者は「いや~ありがとうございます」 と言ってくるはずです。

そこでもう一言。

「いや~実はね、お宅にお願いしようとは思うんだけど、当初考えていた予算より〇〇万円オーバーしちゃっているんだよ。もし、この〇〇円下げれる方法があれば教えてほしいんだ。そうすればすぐにでも契約したいと思うんだけど、どうだろう…」と。。。

するとどのような反応が返ってくるでしょうか?<

各社様々ですので一概には言えませんが、大抵はこう言うはずです。

「う~ん、(しばらく悩んで) 分かりました。ではその位なら当社の方で何とかしましょう」

これでOKです。

いくら安くなるかは分かりませんが、安い見積りに加え更に値引きをしてもらえました。ただし、これ以上多くは望まないで下さいね。

業者としても、精一杯頑張って見積もっているはずですから。

それに値引き額ですが、これもあまり多額の金額を言わないようにしてください。

理由は、せっかく良い解体業者を見つけても、あまりに多くの値引きを交渉してしまうと、業者さんが逃げていってしまうからです。

この点を適正な値引き交渉がよいでしょう。

では、交渉が決定したらその業者さんに正式に依頼してください。

あとは、いつから始めるか? 近所挨拶はどうするか? 届出書類はどうするか? などの打合せなどを経て、実際の工事に入ってもらいます。

このちょっとしたコツで少なくとも数万円はお得になるでしょうから、やらない手は無いですよね!

3. 安く依頼するコツ 残った家財道具を適切に処分しよう

家財道具類の残っている量によって、処理費用(解体工事全体の額)が大きく変わって来ます。

量の如何によっては10万円~30万円もの差が出てしまいますので、出来る限り少ない方が良いに越したことはありません。

まずは、家財道具類の処分方法として何があるのかご説明します。

家財道具の処分方法

(1)解体業者に処分を依頼する

(2)自治体の不用品回収に引取を依頼する

(3)リサイクルショップに買取を依頼する

(4)不用品回収業者に回収を依頼する

(5)ご近所・知人などに譲る

などが挙げられます。ひとつずつ詳しく見て行きましょう。

解体業者に処分を依頼する

解体工事を請け負った業者がそのまま家財道具も処分してくれることもあります。

例えば

2t車1台 40,000円~60,000円
4t車1台 70,000円~90,000円

など業者によって費用が異なります。

他の方法と比較するためにも、見積もりを依頼する際に前もって確認をしておくと良いでしょう。

自治体の不用品回収に引取を依頼する

大きさにもよりますが、ほとんどが数百円~数千円で済みますので、費用がかかる処分方法の中では最も安価だと言えるのが自治体の不用品回収です。

ただ、集積所には自分で運ばなければならないことや、あらかじめ電話などで予約をしてその日時に指定の場所に出さなければならないこと、土日祝日は対応していない可能性が高いことなど、利便性という面では微妙なところです。

リサイクルショップに買取を依頼する

住んでいる地域にリサイクルショップがあって、出張買取などをしてくれる場合は一度来てもらい、査定してもらうのも一つの方法です。

ゴミだと思っていたものが、もしかすると思わぬ値段で買い取ってくれるかも知れません。

もし買取不可であっても処分をしてくれる可能性もありますので、問い合わせの際に確認し、他の処分方法と比較してみるのも良いでしょう。

買うトドアで無料の査定申込をする

不用品回収業者に回収を依頼する

担当者との予定が合えば、曜日や時間帯を問わず自宅まで回収に来てくれますので、最も利便性が高いと言えるのが不用品回収業者に依頼する方法です。

ただ、便利な反面費用が最も高くなりやすいので、まずは見積もりをお願いするようにしましょう。

また、中には無許可・無登録などの業者も多数存在します。

万が一そういう業者に回収を依頼してしまうと

・高額な費用を請求される
・不法投棄される

といった恐れがあります。

特に不法投棄に関しては、依頼した側も法的責任を問われることになりますので、十分に注意が必要です。

*産業廃棄物の運搬・収集の許可
*古物商の許可

だけでは、一般家庭の粗大ゴミ、不用品、廃品などを回収することはできません。

必ず「一般廃棄物の許可」があるかどうかを確認しましょう。

また、折り込みチラシなどでも、会社概要が記載されていなかったり、問い合わせ先が携帯電話のみなどの場合は控えた方が無難でしょう。

ご近所・知人などに譲る

自分がゴミだと思っているものでも、第三者は欲しいと思うものかも知れません。

まずはご近所や知人などに聞いてみても良いでしょう。

また、ネットオークションやフリマアプリ、あるいは”不用品差し上げます”などの掲示板型サイトも充実しています。

これらを利用しても必ずしも譲れる(または売れる)とは限りませんが、特に着工までに期間的な余裕があるようでしたら、他の方法と並行して活用してみてはいかがでしょうか。

解体費用がお得になる家財道具の処分方法とは

①家の残材は自分で処分する

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お家の解体の際には必ずいらなくなった残材が出てきます。

タンス、テーブル、フトン、衣服、食器類、などなど・・・「この際だから要らない物は全部捨ててしまおう」という方が多いですね。

実はこの解体による残材の処分費が結構大きなウェイトを占めるのをご存知でしたか?

通常、業者に依頼すれば、数万円から数十万円はかかります

中には、生活しっぱなしのままにしておかれる方もいらっしゃるのですが、その様な場合は30万円前後もかかってしまうケースがあります。

自分で片付けを行った場合はどうなるのか?

もちろん、手間と時間はかかってしまいますが、費用的には業者に依頼する

1/10くらいで済んでしまう場合があります

ここで数万~数十万違ってくるのは大きいですね。

手間と時間を掛けて、安く済ませるか?お金をかけても楽をするか?は依頼者のご判断となりますが、大きな違いが出てくる事は確かです。

・処分方法

ご自分で処分する方法は、非常に簡単です。

町内のゴミステーションに出すか、市の焼却施設に運ぶか、のどちらかでOKです。

②家財道具を売ってしまおう!

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意外と見落とされがちで、多くの人がしていません。

それが、家財道具を売ってしまうという方法です。

売り先は「リサイクルショップ」や「古物商」です。中古品として売買してますので引き取ってくれます。

すべてを買ってくれるわけではないですが、「こんな物でも買ってくれるの?」という商品でもOKです。

家の中を片付ける前に、一度見てもらえば良いと思いますよ。

倉庫や蔵には、昔の道具や商品が眠っています。

興味の無い人から見ればただのガラクタですが、古物収集家にとってはお宝なのです。

当社でも数社の古物商さんとのお付き合いがありますが、今までの実績だと、数万円から多くて30万円以上で買ってもらえたケースがありました。

もちろん、家財類を買って頂いた費用はお客様へ返却もしくは解体費用に充ててもらえるので、お客様とすれば大変喜んで頂けました。

一銭にもならない場合もありますが、こちらも一度見てもらってはいかがでしょうか?

「こんな物まで買い取ってくれるの!?」

といった品物もありますので、お気軽にご相談してみるとよいでしょう。

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こちらの家財道具類の処分方法に関する記事もご覧ください。

不用な家財道具、一番良い処分方法教えます!

2017.03.09

【家の解体費用に関するこちらの記事もご覧ください】

  1. 解体費用(鉄骨・火災・内装)の事例をご紹介!パート2
  2. 家屋の解体費用(木造建物)事例をご紹介します!
  3. ビルの解体費用はどれくらい?ビル解体の相場を解説

解体費用に関する記事の一覧はこちらから

木造住宅の代表的な解体費用例をご紹介

ここで、代表例として20坪、30坪、50坪そして100坪の住宅を解体する際の見積り内容をご紹介したいと思います。

20坪の木造家屋の解体費用例

条件:

  1. 木造家屋解体
  2. 設備類の撤去費用
  3. 家財道具類の処分等は無し

解体費用:

名称 規格 数量 金額
建屋解体工事 木造家屋   
解体工事 20坪 木造住宅2F 1式 466,100
設備撤去費 電気・電話・ガス・水道 1式 50,000
工事費   516,100
諸経費 重機運搬・手続き等 1式 65,000
小 計   581,100
▲値引き   -1,100
工事費計   580,000
消費税 8% 46,400
工事費合計   626,400

・解体工事の内訳書

名称 規格 数量 単価 金額
解体工事 木造家屋     
内部解体 木造2F 人力作業 20坪 3,900 78,000
外部解体 木造2F 機械作業 20坪 4,800 96,000
基礎撤去 基礎・土間コン撤去 4㎥ 12,500 50,000
小 計    224,000
廃材収集運搬    
収集運搬 4t深DT 7台 10,000 70,000
小 計    70,000
廃材処分費     
処分費 木くず 7t 12,000 84,000
廃プラスチック類 0.3t 80,000 24,000
廃石膏ボード 0.6t 40,000 24,000
ガラス陶磁器類 0.9t 29,000 26,100
鉄くず類 1t -5,000 -5,000
コンクリート殻 9.5t 2,000 19,000
小 計    172,100
合 計    466,100

解体工事費全部の合計で580,000円(税別)となりました。

20坪の家解体費用は坪単価に変換すると580,000円÷20坪=29,000円/坪となりました。

坪数が小さいとその分、坪単価は少し高くなる傾向があります。

これは、準備や段取りといった経費は家の大きさに係らず同じようにかかってきてしまう為であり、使用する重機やダンプトラックなどもそれほど変わらないからです。

大きく変わってくるのは、やはり施工日数でしょうか。

続いては30坪の家解体費用です。

30坪の木造家屋の解体費用例

条件:

  1. 30坪の住宅解体
  2. 外構 ブロック塀の撤去(高さ1.2m 長さ30.0m)
  3. 飛散養生シート設置
  4. 作業通路用、敷鉄板設置
  5. 交通誘導員1名配置

解体費用:

名称 規格 数量 単価 金額
解体工事 木造家屋   
解体工事 30坪 木造住宅2F 1式   839,000
設備撤去費 電気・電話・ガス・水道 1式 50,000 50,000
ブロック塀撤去・処分 H=1.2m L=30.0m 36㎡ 2,500 90,000
仮設シート養生 足場養生 108㎡ 1,500 162,000
交通誘導員 1人配置 4人 13,500 54,000
敷き鉄板養生   1式 40,000 40,000
工事費    1,235,000
諸経費 重機運搬・手続き等 1式   123,500
小 計    1,358,500
▲値引き    -8,500
工事費計    1,350,000
消費税 8% 108,000
工事費合計    1,458,000

・解体工事の内訳書

名称 規格 数量 単価 金額
解体工事 木造家屋   
内部解体 木造2F 人力作業  30坪 3,150 94,500
外部解体 木造2F 機械作業  30坪 4,550 136,500
基礎撤去 基礎・土間コン撤去 5㎥ 11,500 57,500
小 計    288,500
廃材収集運搬    
収集運搬 4t深DT 10台 10,000 100,000
小 計    100,000
廃材処分費     
処分費 木くず 14t 12,000 168,000
廃プラスチック類 0.5t 80,000 40,000
廃石膏ボード 1t 40,000 40,000
ガラス陶磁器類 1.5t 29,000 43,500
鉄くず類 1t -5,000 -5,000
コンクリート殻 12t 2,000 24,000
内部残物 2台 70,000 140,000
小 計    450,500
合 計    839,000 

合計で¥1,350,000(税別)となりました。

解体本体工事だけだと、坪単価約¥28,000位ですが、その他に外構工事や仮設費用などを入れると、¥45,000/坪となります。

45,000円/坪だとちょっと高いイメージがありますが、これは外構撤去工事も含めた額ですし、あくまで事例としてご覧いただけたらと思います。

続いては50坪の家解体費用です。

50坪の木造家屋の解体費用例

条件:

  1. 木造家屋解体
  2. 設備撤去
  3. 家財道具1式撤去処分

解体費用:

名称 規格 数量 単価 金額
解体工事 木造家屋   
解体・撤去工事 50坪 木造住宅2F 1式   1,082,600
設備撤去費用 電気・電話・ガス・水道 1式 50,000 50,000
家財道具類撤去 タンス・布団・衣類等 20㎥ 12,000 240,000
工事費    1,372,600
諸経費 重機運搬・手続き等 1式   135,000
小 計    1,507,600
▲値引き    -7,600
工事費計    1,500,000
消費税 8%  120,000
工事費合計    1,620,000

・解体工事の内訳書

名称 規格 数量 単価 金額
解体工事 木造家屋   
内部解体 木造2F 人力作業 50坪 2,700 135,000
外部解体 木造2F 機械作業 50坪 3,600 180,000
基礎撤去 基礎・土間コン撤去 12坪 11,500 138,000
小 計    453,000
発生材収集運搬    
収集運搬 4t深DT 14台 10,000 140,000
小 計    140,000
廃材処分費     
処分費 木くず 18t 12,000 216,000
廃プラスチック類 1.2t 80,000 96,000
廃石膏ボード 1.8t 40,000 72,000
ガラス陶磁器類 1.9t 29,000 55,100
鉄くず類 1.5t -5,000 -7,500
コンクリート殻 29t 2,000 58,000
小 計    489,600
合 計    1,082,600

解体工事費用全部の合計で1,500,000円(税別)となりました。

解体工事(設備撤去含む)だけをみると1,132,600円÷50坪=22,652円/坪となります。

22,000円台の坪単価は非常に安価といえます。

やはり、坪数が大きくなるとその分坪単価が安くなる傾向にあります。

100坪の木造家屋の解体費用例

それでは最後に100坪の家の場合はどうの様な解体費用になるでしょうか?

50坪で2万2千円台の坪単価でしたから、その倍の100坪であれば半分の1万円台になってしまうのでしょうか?

条件:

  1. 木造家屋解体
  2. 設備撤去
  3. 家財道具1式撤去処分

解体費用:

名称 規格 数量 単価 金額
解体工事 木造家屋   
解体・撤去工事 100坪 木造住宅2F 1式   1,970,000
設備撤去費用 電気電話ガス水道 1式 75,000 75,000
家財道具類撤去 タンス布団など 35㎥ 12,000 420,000
工事費    2,465,000
諸経費 重機運搬・手続き等 1式   220,000
小 計    2,685,000
▲値引き    -5,000 
工事費計    2,680,000
消費税 8%  214,400
工事費合計    2,894,400

・解体工事の内訳書

名称 規格 数量 単価 金額
解体工事 木造家屋   
内部解体 木造2F 人力作業 100坪 2,300 230,000
外部解体 木造2F 機械作業 100坪 3,200 320,000
基礎撤去 基礎・土間コン撤去 25㎥ 10,000 250,000
小 計    800,000
廃材収集運搬    
収集運搬 4t深DT 25台 10,000 250,000
小 計     250,000
廃材処分費     
処分費 木くず 38t 12,000 456,000
廃プラスチック類 2t 80,000 160,000
廃石膏ボード 2.7t 40,000 108,000
ガラス陶磁器類 3t 29,000 87,000
鉄くず類 2.2t -5,000 -11,000 
コンクリート殻 60t 2,000 120,000
小 計    920,000
合 計    1,970,000 

解体工事費用全部の合計で2,680,000円(税別)となりました。

解体工事(設備撤去含む)だけをみると2,045,000円÷100坪=20,450円/坪となります。

先ほどの50坪の場合であった22,000円台の坪単価より、さらに2千円ほど安くはなりましたが、半分の1万円台にはなりませんでした。

また、家が大きいと家の中にある家財道具類の量も増える傾向にあります。

「大きい箱には物がたくさん入る」という原理と一緒ですね。

その分、家財道具類の処分費用も高くなってしまいます。

立地や諸条件によって変わってきますが、100坪の家であれば大体300万前後というのが解体費用相場ではないでしょうか。

この様に、仮設費などの諸条件によっても大きく変わってきてしまいますので、解体費用は一概に坪当たり〇〇円とはいきません。

この見積りはあくまで参考的な資料ですが、本番の時は業者と一緒に現地立会いを行って、しっかりとした見積りをもらう様にして下さい。

家の解体費用に補助金制度はあるの?

家の解体工事に費用補助があったらとても助かりますよね。

確かに、家の解体費用に対して支給される補助金制度はあります。

では、どのようなケースが対象となるのでしょうか?

詳しい内容をここでご紹介したいと思います。

空き家の解体のみ対象の補助金制度

解体費用の補助金制度は通常の家屋では対象となりません。

対象となるのは「空き家」に限ってとなります。

さらに、通常の空き家ではなく「特定空き家」のみが対象となるのです。

空き家の補助金制度とは、空き家を解体する際に管轄の自治体が解体費用の一部を補助金として支給してくれるというものです。

この制度は

  • 老朽家屋等解体工事助成
  • 老朽危険空家解体補助金
  • 空き家解体補助金
  • 空き家解体助成金
  • 解体撤去費助成
  • 空き家解体費補助制度

など名称が各自治体ごとに異なりますし、必ずしも全ての自治体が設けているとも限りません。

自治体ごとに補助金の対象となる要件が大きく異なっていたり、受け取れる金額も20万円~100万円などの差があります。

空き家解体補助の詳しい内容はこちらの記事をご覧ください

家の解体に補助金制度はあるの?にお応えします。

2017.08.02

家の解体を自分でやる事はできるのか?

まれに「自宅を自分で解体しようと思っている」という方がおられますが、こればかりは無謀といえます。

壊すだけなのでできない事は無いと思いますが、かなり大変でしょうね。

重機やダンプトラックを手配しなければなりませんし、廃材をどこに持っていくのか?も全て自分でやらなければなりません。

それに、処理工場で受け取ってくれればまだ良いですが、個人の方が「自分で家を壊すので廃材を引き取って欲しい」と言われてもすぐにOKしてくれる業者は少ないと思います。

分別方法だって分からないでしょうし、いくら掛かるのかも知らないと思います。

小さな小屋などなら大丈夫でしょうが、家1軒の解体となると話は別物です。

”餅は餅屋”ここは解体専門業者に任せるのが無難というものですね!

ただ、どうしてもやってみたいという方はチャレンジしてみてください。

あまりお勧めはしませんが、解体作業は面白いものですよ。

ストレス発散につながります。

専門家の意見を聞きながら、少しずつやっていくというのもありかも知れません。

ただ、ケガや事故には十分気を付けて下さい。

木造家屋の解体手順を解説

家の解体工事の手順を順を追って解説します。

解体業者と契約した後の工事に関する手順です。

養生設置

養生とは、工事範囲以外に影響が及ばない様に建物に囲いを設けたり、道路を傷めない様に鉄板を敷いたりすることです。

全ての現場で、この養生が必要という訳ではありません。

お隣の家が近かったりすれば「飛散養生シート」を足場を組んで設置します。

また、通路の状態が悪い(砂利道や割れそうな舗装)だったりすれば「敷鉄板養生」を行わなければなりません。

規模にもよりますが、費用的にも結構します。

養生シートで1,200円/㎡~1,500円/㎡が相場です。

ですので、30坪くらいの家を解体するとして、家の3方向を囲った場合におおよそ216㎡位でしょうか。

(8m×3方向=24m 24m×9m高さ=216㎡)

216㎡×1,200円=259,200円の養生費用がかかります。

ですので、業者さんから見積もりをもらう際に、本当に養生が必要なのか?などもしっかり確認したいところですね。

設備撤去

設備とは「ガス・水道・下水道・電気・電話・光ケーブル」などの事です。

これらを事前に撤去しておかないと解体作業に入れません。

これらの撤去申請は、お客様ご自身で連絡して頂くことも可能ですし、業者側が代行することも可能です。

事前に打ち合わせしておいてください。

連絡先と撤去費用

  • ガス・水道:ガス水道会社(地域によっては市町村) 35,000円~50,000円
  • 下水道:特に申請は必要ない(地域によっては市町村に申請あり) 10,000円~20,000円
  • 電気:電力会社 基本無料(場合によっては料金が発生するケースもあり)
  • 電話:NTT 基本無料
  • 有線(光ケーブルなど):NTTやその有線会社 基本無料

内部解体

解体工事は分別解体が義務付けられています。

いきなり重機でバリバリと壊すわけにはいきません。

まずは、家の内部ぼ分別解体から始めます。

壁や天井などに使われている石膏ボードなどを人力で解体し、廃材をまとめます。

通常の住宅の場合ですと、構造体がほぼ木材ですので、木材以外の材料は基本的にすべて解体撤去してしまいます。

これを「内部解体もしく内部段取り」と言いますが、結構な手間がかかります。

もちろん、壁などに使っている材料によっても違ってきますが、30坪の家の場合ですと、この内部段取りに2日ほどかかる場合が多いです。

人員が3~4名で2日間…

となると、それだけ費用がかかってしまう事になります。

機械解体

いよいよ重機を持ち込んでの解体作業です。

解体自体はほぼ重機【解体専用機】で作業します。

人力は機械の出来ない細かな作業となり、重機1台に対して2~3人がダンプトラックの運転手兼手元作業員となります。

整地

建物解体が終わり、廃棄物も全部搬出終了したら敷地の整地作業に入ります。

こちらもほぼ重機で仕上げる形です。

整地の仕上がり如何でその解体工事が良かったどうか?を問われるといっても過言ではありません。

だって、最後に見えるのは何もなくなった更地でしかありませんからね。

これが、汚い状態だと「あの業者は・・・」といった感じが残ってしまうと思います。

後方付け・清掃

最後に、現場周辺の方付けと、清掃を行い終了です。

この清掃も、きちんと水をかけて道路の泥汚れを落としているかどうかで、その業者の会社力が問われると思います。

お家の解体費用をお得にする方法まとめ

解体費用は、解体工事を決める際に一番重要な要素だと思います。

普通の方は、解体工事の適正価格など知る由もないわけですから、法外な価格で契約してしまわないように、ここで説明した内容をを少しでもお役立て頂けたら幸いです。

【家の解体費用に関連する記事もご覧ください】

  1. 倉庫の解体費用を解説します
  2. 鉄筋コンクリート構造物の解体費用を解説
  3. アパートの構造別解体費用の相場を解説

家の解体費用に関する過去の記事一覧はこちらから

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ABOUTこの記事をかいた人

市川雅樹

35年で過去5,000棟の解体工事を手がけた解体専門店・市川工業の責任者であり、解体協会の理事も務めています。 建物解体工事を中心に産業廃棄物のリサイクル業務を中心に、毎年、年間300件以上の解体工事でお客様とふれあう中で「より良いサービスを提供する解体企業になる」をモットーに、業界のイメージと解体工事の品質向上に力を注いでいます。 現在は新潟県解体工事業協会の理事を務め、解体業界全体の品位向上に力を注いでいます。 資格:一級土木施工管理技士、リサイクル施設技術管理者、解体工事施工技士