土地活用ランキング。空き地をどう活用するのが一番いいいの?

うまく活用できず放置されたままの空き地…もったいないですよね!

頭では分かっていても、いい活用方法が思いつかないという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、土地活用ライキングをご紹介しています。

儲かる土地活用、商売としての土地活用、利回りの良い土地活用…さまざまな選び方があります。

空き地を放置し続けるデメリットも詳しくお伝えしていますので、併せて参考にしていただき、土地活用にお役立てください!

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最新版!土地活用ランキング

土地が荒れてしまっている、建物の解体費用を捻出するのが難しい、遠くに住んでいるためつい放置してしまっている、あるいは単に、いい活用方法が浮かばないなどさまざまな理由で空き地を放置している人は多くいます。

まずは、どんな土地活用の方法があるのか、最新のランキングを見ていきましょう!

駐車場

駐車場はコインパーキングと月極め駐車場に分けられます。駅の近くや郊外の住宅地、あるいは商業施設や観光地、病院などの施設の近隣といったように、駐車場のニーズは意外と多いものです。

賃貸アパート・マンション

駅や大学の近く、地価が高いエリア、中層階〜高層階の建物が多いエリアなどに土地を持っている場合、賃貸アパートやマンションを建てて経営するというのも人気の土地活用のひとつです。

一戸建て賃貸

駅から離れていても戸建賃貸が可能なケースがあります。

利便性が高いエリア、住環境が良いエリア、あるいは各制度が充実している自治体が管轄するエリアなどは特に人気があります。

コインランドリー

住宅地、または賃貸物件が多いエリア、大学の近くなどで競合が少ないエリアであれば収益性が期待できます。

ただし24時間営業のところがほとんどですので、閑静な住宅街などは向いていません。

トランクルーム

近年急増しているのがトランクルームです。

オフィス街または住宅地、交通の便が良く車でも通行しやすいエリアなどであれば、一定以上の需要が期待できます。

太陽光発電

どちらかというと郊外で、高層の建物などがなく、日当たりが良い土地が向いています。

地盤が強固なことも大切なポイントです。自然災害が多いエリアは避けたほうが良いかもしれません。

事業用定期借地

事業用に土地を貸し出す方法です。立地条件によってさまざまなニーズがあります上記、コインランドリーやトランクルームなども、自身は経営せず土地のみ貸し出すといったことも可能です。

その他の事業経営

クリニックなど医療施設やオフィスを建てて経営するという方法もあります。立地条件によって何が適しているか変わってきます。

コンビニ経営

駅近、交通量が多い、学生が多い、オフィス街などあらゆるエリアで需要が高いのがコンビニです。

建物もオーナーが建てるリースバック式と、土地だけを貸し出す事業用定期借地式があります。

高齢者向け施設の経営

本格的な超高齢社会に突入している日本ですから、こうした施設の需要は今後ますます高まっていきます。

早い段階から目をつけて高齢者向けの施設を運営するのも賢い方法です。

このように、土地活用にはさまざまな方法があります。

それぞれ特徴があり、メリット・デメリットがあります。

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儲かる、利回りが良い、リスクが少ない、手軽…土地活用を選ぶ基準は?

前項でご紹介したライキングをもとに、それぞれの土地活用の特徴やメリット・デメリットをまとめましたので、こちらも参考にしてください。

収益性 安定性 手軽さ リスク 転用性 節税効果 初期コスト
駐車場
賃貸アパート・マンション × ×
一戸建て賃貸
コインランドリー
トランクルーム ×
太陽光発電 × ×
事業用定期借地
その他の事業経営
コンビニ経営 × × ×
高齢者向け施設の経営 × ×

なるほど、こうしてみると一長一短ですね。

土地活用は立地や土地の広さ、形状、周辺の環境などさまざまな要件に左右されることになるでしょう。

利回り20%程度と言われている(儲かる可能性が高い?)土地活用は

  • 商業系あるいは介護系の施設経営
  • 賃貸アパート、マンション経営

などが挙げられます。

ただし、その分、イニシャルコストが膨れ上がる可能性があるため、リスクという点では高くなります。

一方、立地などの条件がうまくマッチすれば

  • コインパーキング経営
  • コインランドリー経営
  • トランクルーム経営

なども利回り30%を超えるケースが少なくありません。

できる限りリスクを減らしたい!という方は

  • 事業用定期借地

を検討することをおすすめします。

建物を建てるのは借主ですから、イニシャルコストなどもほとんどかかりません。

また、その土地がロードサイドなら

  • コンビニ経営

を検討するのもひとつの方法です。

交通量が多く、視認性が高く、アクセスも良好、かつ広告性も高いロードサイドなら、商売として成功する可能性も高いでしょう。

また、ランキングの中に「一戸建て賃貸」がランクインしていますが、これは新築するのではなく、もともと家があり、耐震改修など一部のリフォーム程度で賃貸に出せるクオリティであることが前提です。

一戸建てを新築して賃貸に出すくらいなら、アパートやマンションを検討しましょう。

このように、土地活用はさまざまです。

立地、土地柄、時代の流れなどによって、どれが儲かるか、大きく変わってきます。

自分の土地に適した活用方法はどれか、じっくり検討することが大切です。

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儲かる土地活用のためにも超・重要!土地活用会社選び!

儲かる土地活用の成否のカギを握っているのは、土地活用会社と言っても過言ではありません。

どういった土地活用会社を選べば良いのか、ポイントを押さえておきましょう。

まず、その土地が土地活用会社の営業エリアであることが大前提です。

いくら大手で実績が豊富だとしても、営業拠点がなければ情報に弱い可能性や、臨機応変な対応が取れない可能性が高いです。

となると、儲かる土地活用につながらない可能性も高くなりますよね。

次に重要になってくるのが、どういった土地活用を得意としているか、見極めることです。

賃貸アパートやマンション事業を得意としている、商業施設事業を得意としている、その他の事業を得意としているなど、企業ごとにカラーが異なります。自分が考える土地活用と、その企業の得意分野がマッチするか、事前にチェックしておきましょう。

例えば、大手デベロッパーで多彩な不動産事業を展開している企業といえば住友不動産、賃貸物件の管理が得意な企業なら大東建託、コインパーキングなら全国に営業エリアを持つタイムズ24、トランクルームなら一括借り上げ方式で初期費用が抑えられる加瀬倉庫などがあります。

※特定の企業をプッシュするものではありません。あくまで一例です。

それぞれ、得手不得手、契約形態などが異なります。

土地活用会社選びは非常に重要なポイントになってきますので、じっくり検討しましょう。

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改めて見直そう!空き地を放置するデメリット!

土地活用ランキングと併せて、儲かる可能性が高い(利回りが良い)、リスクが低い、初期費用が抑えられるなど、さまざまな土地活用の特徴やメリット・デメリットを見てきました。

最後に改めて「空き地を放置するリスク」を見直しておきましょう。

空き地を放置することで、利益を得られないだけでなく、さまざまなリスクが生じます。できるだけ早く次の行動に移るためにも、リスクを再確認しておくことが大切です。

固定資産税・都市計画税

たとえ使用していない空き地であっても不動産ですから、所有者には固定資産税や都市計画税といった税金が課せられます。

「所有している空き地は郊外にあって、税金も安いからそこまで気にしていなかった」なんていうことはありませんか?

チリも積もれば…の言葉もあるように、積もり積もった税金は膨大な金額になってしまいます。

ちなみに、建物が建っていると固定資産税は最大6分の1に、都市計画税は最大3分の1にまで軽減されますので、賃貸アパートを建築して経営するといった方法は節税効果も見込めます。

適正な維持・管理が必要

空き地を放置すれば雑草が伸び放題になり、地域の景観を損ねてしまいます。

そればかりか、ゴミを不法投棄されたり、害虫・害獣が発生したり、動物の糞尿や死骸およびその腐敗臭が発生したり、伸びきった雑草に放火されたり…とにかくリスクしかありません。

たとえ使っていない土地でも、定期的に見回りをおこない、草刈りなどの手入れが必要になります。

遠く離れたところに住んでいるなど定期的に管理に訪れることが困難な場合、業者に委託する方法もあります。ただし、その場合もコストがかかりますので注意しましょう。

近隣住民に危害を加えるなど迷惑になる

害虫の発生、放火、不法投棄…それらが、その土地の中だけで完結するのであれば、百歩譲ってまだ「まし」かもしれません。

大量発生した害虫が隣家に押し寄せた、糞尿や腐敗したゴミの悪臭が近隣に漂い自治体にクレームが寄せられた、台風でゴミが飛散し近隣住宅の庭に落ちた、窓ガラスに当たった…など、とにかく近隣住民に危害を加えてしまうリスク、迷惑になるリスクが高まります。

空き地の放置は、このように自分だけの問題ではなくなってしまう可能性が高いです。

うまい活用方法が見つからない場合、自治体に相談してみる方法もありますので、ぜひ早めに何らかの対策を講じましょう。

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土地活用ランキングまとめ

土地活用ランキングをご紹介するとともに、さまざまな土地活用や空き地を放置するリスクなどをお伝えしてきました。

繰り返しになりますが、土地活用は立地や周辺環境など、さまざまな条件によって最適なものが異なるため「これが必ず儲かる!」というものはありません。

まずは信頼できる土地活用会社を見つけ、さまざまな角度から意見を取り入れてじっくり検討しましょう。

なかなか決まらないという場合、一定期間だけ土地を貸し出したり、一時的に月極め駐車場またはコインパーキングにしたりする方法もあります。

その土地に合った活用方法を見出せるように願っています!

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ABOUTこの記事をかいた人

35年で過去5,000棟の解体工事を手がけた解体専門店・市川工業の責任者であり、解体協会の理事も務めています。 建物解体工事を中心に産業廃棄物のリサイクル業務を中心に、毎年、年間300件以上の解体工事でお客様とふれあう中で「より良いサービスを提供する解体企業になる」をモットーに、業界のイメージと解体工事の品質向上に力を注いでいます。 現在は新潟県解体工事業協会の理事を務め、解体業界全体の品位向上に力を注いでいます。 資格:一級土木施工管理技士、リサイクル施設技術管理者、解体工事施工技士