看板を撤去するにはどうすれば?依頼方法や費用の目安を解説!

「古くなった看板を撤去したい」「営業をやめるので看板を撤去してほしい」という場合、どこに依頼すれば良いのでしょうか?

また、撤去費用はいくらくらいを見ておけば良いのでしょうか?

この記事では、看板の撤去を依頼する方法と撤去費用の目安を解説しています。

看板の撤去でお困りの方はぜひ、参考にしてください。

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看板の撤去はどこに依頼すればいい?

看板を撤去したいと思ったとき、どこに依頼すれば良いのでしょうか?

すぐに思い浮かぶのは、街の看板業者だと思います。

設置をお願いした業者が撤去も請け負ってくれるという場合、そのまま依頼しても良いでしょう。

しかし、基礎がしっかりと打ってある場合は解体業者に依頼する方法もあります。

基礎は、看板の大きさや設置場所、地盤、その他の条件を加味して耐えられるように作られています。

そのため、基礎の種類によっては対応可能な業者とそうでない業者が変わってきます。

ビルや店舗など建物の壁からせり出している看板、壁に貼り付けてあるパネル状の看板、垂れ幕状の看板などであれば、看板業者に依頼する。

地面に基礎を打ってあり、その上に建てられている看板の撤去は解体業者に聞いてみるといったように、撤去する看板がどんな看板なのかによって、依頼方法を変えてみましょう。

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看板の撤去にかかる費用の目安は?

看板の撤去費用は、設置状態や場所、看板の種類、大きさなどによって大きく変わってきます。

そのため、まずは見積もりを依頼してから決めるのが基本です。

ここでは、見積もりの際に参考にできるよう、一般的な費用の目安をご紹介します。

※以下は看板1つ(1枚)の標準的な撤去費用のみです。撤去した看板の処分費用や、基礎の撤去費用などは含まれていません。

袖看板

ビルの壁などに設置されている、少しせり出した看板のことです。

1万円〜1万5千円程度が目安となります。

野立看板

地面から自立させる看板で、自立看板とも呼ばれています。

1万円〜1万5千円程度が目安となります。

壁面看板

ビルの壁などに直接設置されているパネル式の看板です。

1万円〜1万5千円程度が目安となりますが、設置場所など条件によっては10万円以上が相場となるものもあります。

内照式看板

内側から照らすタイプの看板です。

電気器具の撤去なども含まれるため若干相場が高くなり1万5千円〜2万5千円程度が目安となります。

白戻し(野立看板)

看板自体を撤去するのではなく、土台を残して看板の面板だけを白くしてもらう方法もあります。

見栄えなどもきれいに整える場合、2万5千円〜3万5千円程度の費用を見ておくと良いでしょう。

テント看板

商店街などでよく見かける、店舗の入り口などに垂れているテントタイプの看板です。

1万円〜2万円程度が費用の目安となります。

このほか、屋上広告塔や懸垂幕など看板にもさまざまな種類があり、それぞれ撤去にかかる費用が異なります。

看板の大きさ、種類、基礎撤去の有無といった条件によっても変わってくるため、まずは業者に見積もりを依頼しましょう。

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看板の撤去を依頼する際の注意点

看板の撤去は、家の解体などと違い大掛かりな工事になることは少ないかもしれません。

そのため「とにかく安くやってくれる業者」を探してしまいがちです。

しかし、あまりに安い業者に依頼してしまうとトラブルに巻き込まれる恐れがあるため注意しましょう。

不法投棄など不適正処理

撤去した看板はもちろん、土台や土なども法律に則って適正に処理しなければなりません。

極端に安い業者に依頼した場合、不法投棄など不適正処理されてしまう可能性があります。

この場合、撤去を依頼した施主も罰則の対象になることがあるため注意が必要です。

仕上げが不十分

撤去後、穴などを埋めていなかったり、きちんと整地まで済ませてくれず荒れたままの状態にされてしまったりする可能性もゼロではありません。

上記は一例ですが、このように相場よりも大幅に安い業者に依頼した場合、何らかのトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります(もちろん、安くてしっかり施工してくれる業者もたくさんいます)。

施主と業者の信頼関係も大切になってくるので、見積もりを依頼した際、担当者と話をするなどして「信頼して任せられる業者かどうか」もチェックしておきましょう。

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看板撤去のまとめ

看板の撤去は、街の看板業者で対応してくれることが多いです。

しかし、基礎も一緒に撤去するといった場合、まずは解体業者に確認してみることをおすすめします。

また、看板の大きさや設置場所などによっても作業内容が大きく変わってくることも覚えておきましょう。

例えば、ビルの上の方にある壁面看板や、屋上広告塔の撤去となると、場合によっては重機が必要になったり、ガードマンを配置しなければならなかったりします。

地面に直接立たせる野立看板とでは作業内容が大きく変わってきます。

まずは見積もりを依頼して業者を絞り込んでいきましょう。

あまりに安すぎると感じる業者は、トラブルの元になることもあるため、慎重に判断しましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

35年で過去5,000棟の解体工事を手がけた解体専門店・市川工業の責任者であり、解体協会の理事も務めています。 建物解体工事を中心に産業廃棄物のリサイクル業務を中心に、毎年、年間300件以上の解体工事でお客様とふれあう中で「より良いサービスを提供する解体企業になる」をモットーに、業界のイメージと解体工事の品質向上に力を注いでいます。 現在は新潟県解体工事業協会の理事を務め、解体業界全体の品位向上に力を注いでいます。 資格:一級土木施工管理技士、リサイクル施設技術管理者、解体工事施工技士